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長野放送“不倫女子アナ”、テレビ局側「異例」の対応の速さの裏側

長野放送“不倫女子アナ”、テレビ局側「異例」の対応の速さの裏側の画像
尾島早都樹Instagramより

 フジテレビ系列の長野放送に勤める尾島早都樹(おじま・さつき)アナウンサーと、プロバスケットボールチーム「信州ブレイブウォリアーズ」所属の岡田侑大(おかだ・ゆうた)選手の“手つなぎ不倫旅行”を7月12日発売の週刊誌「FLASH」(光文社)が報じた。

 24歳の岡田選手は、FIBAワールドカップ2023アジア地区予選の日本代表にも選ばれるなど有望な選手だが、報道によれば既婚者で、昨年第一子が生まれたばかり。しかし、27歳の“アイドルアナ”である尾島アナと昨年9月頃から不倫交際をスタートさせていたといい、「FLASH」はユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でぴったり身体を寄せ合っているふたりの姿を写している。お泊り旅行中のふたりを同誌が直撃すると、岡田選手は「6月の時点でもう離婚の話がまとまっていますが、向こうの都合で成立していないだけ」とした上で、尾島アナとはあくまで友人であり、「不倫ではない」と釈明。手をつないでいたことなどを指摘されると、手をつなぐようになったのは「離婚の話が固まった6月以降」のことで、それ以前に尾島アナの部屋に泊まったこともあるが、別々の部屋で寝たとして、改めて男女の関係については否定した。

 当人たちは不倫関係を否定したわけだが、尾島アナが所属する長野放送の対応は違った。12日朝にウェブ版の「Smart FLASH」で報じられると、その9時間後にはスポーツ紙2社の取材に対し、「報じられた内容は事実」と認めたのだ。

「同誌は今年1月にも、TBS系列の信越放送の40代女性アナウンサーが長年務めていた番組を突然“お休み”することになったのは、番組で共演している20代の男性アナウンサーとの不倫が内部告発で発覚したからだと報じた。そして今回は裏局の女子アナが報じられた。本来、“疑惑”程度なら地方のテレビ局の不倫問題をわざわざ撮りに行くほど週刊誌も暇ではない。よほど確度の高い情報が入ってきたのだろう」(民放テレビ局関係者)

 報道されたその日のうちに事実関係を認めるという長野放送の対応スピードの速さも業界内では話題になっているが、フジテレビ関係者は次のように指摘する。

「通常なら、第一報は『事実関係を確認中』というコメントに留めておき、数日過ぎてから局内での聞き取り調査結果を公表するという場合がほとんどです。その間、局内では幹部を中心に、視聴者やスポンサーなどにどう釈明するか、騒動を起こしたアナウンサーを今後どう守っていくかなどが話し合われますが、今回あまりにも早い対応だったことを考えると、局として尾島アナを守る気はない、という意思の表れに思える。おそらく2人の関係は局内でもすでに漏れていたのでしょうし、それを快く思わない者も多かったのでは」

 それにしても、今回の対応は“異例”だという。

「実は地方局のほうが、不倫など風紀が乱れていても是正する監視体制がないので、見て見ぬふりすることが意外と多い。昨年3月、静岡放送を束ねるメディアグループのトップの不倫が写真誌で報じられたが、これも局内から情報がもたらされた形。外部の手を借りないと浄化できないのが実情」(前出・民放テレビ局関係者)

 岡田選手は13日16時、自身のTwitterで騒動を謝罪。直撃取材の際は「頭が真っ白になり苦しい言い訳」をしてしまったと釈明し、「順序を間違えてしまいました」として、不倫関係にあったことを認めている。なお、現在は離婚届の提出を済ませているという。

 一方、13日時点では尾島アナはInstagramの更新が7月3日でストップしたまま沈黙。そのためか、本人のアカウントだけでなく、長野放送のSNSにも今回の不倫問題について“問い合わせ”のコメントが殺到しているようだ。

 「FLASH」ではふたりの関係について「県内テレビ局内では有名な話」との関係者コメントを紹介していたが、地方局だからといって黙認される時代は終わりつつあるようだ。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/07/15 05:56
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