トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 青山テルマに西島秀俊「目が離せない」

「女優挑戦」青山テルマに早くも共演者が完敗!? 西島秀俊も「目が離せない」

「女優挑戦」青山テルマに早くも共演者が完敗!? 西島秀俊も「目が離せない」の画像
青山テルマ マネージャーTwitterアカウントより

 永野芽郁のTBSドラマ初主演となる『ユニコーンに乗って』が5日から始まったが、11日に『ユニコーンに乗って オーディオコメンタリー~出演者リアクション~』がParaviで独占配信された。

 これは出演者が放送を見ながら裏話などを明かしていくオーディオコメンタリーで、初回は永野、西島秀俊、杉野遥亮、前原滉の4人が登場。杉野が天然ぶりを発揮したコメントをしてプロデューサーから注意を受けたり、西島は松戸諭の出演シーンで、先日NHKで実写化もされた松尾の半生を描いた『拾われた男』の説明を始めるといった本筋とまるで関係のない余談をしたり、かと思うと坂東龍汰の長ゼリフシーンについて「一発でOK」だったと坂東を褒めたそばから「後半ちょっと気抜いて崩れましたけど」と急に手厳しい指摘をして笑わせたりと、和気あいあいとした現場の様子がうかがえる。

 中でもたびたび話題に上がっていたのが、本作で連ドラ初レギュラーとなった青山テルマだ。歌手ではあるが、近年はそのキャラクターが受けてバラエティ番組を中心にブレイクしている青山は、昨年WOWOWで放送されたミュージカルドラマ『FM999 999WOMEN’S SONGS』の第6話に歌い手ゲストとして出演。しかし本格的な演技は今回が初挑戦となる。

 青山が演じているのは、佐奈(永野芽郁)が起業した教育系スタートアップ「ドリームポニー」のプログラマー・夏井恵実。帰国子女で語学が堪能、社内のムードメーカーといった役どころで、青山本人のキャラクターが反映されているようだ。

 ドラマ冒頭ではアプリのバグチェックをする場面があり、うまくいかず「あー、また(アプリが)落ちた~!」と叫ぶのだが、続けて「マジで●●!」と放送禁止用語が飛び出すことに。セリフだったのかアドリブだったのかは不明だが、“ピー音”の規制音はバラエティ番組ではよくてもドラマではNGらしく、いろいろ探して銃声の効果音で伏せることになったとの裏話をプロデューサーが明かしていた。

 また、青山の出演シーンでは周囲は笑いをこらえることに必死だったという。永野演じる佐奈が落ち込んで会社に戻ってくるシーンで、杉野、前原、青山らはアドリブで賑やかに騒いでいたが、会社の今後の話になるため真面目な場面に切り替わる。ここで「急に真面目になるの、笑いこらえられなかったよね」と前原が振り返ると、「なんか後ろで青山さんブツブツ言ってたんだよ」と杉野が“クレーム”をつけ、永野らは爆笑。

 社内に新しい風を取り込もうと求人募集をかけた際には、前原と青山の丁々発止のアドリブのシーンがあり、思わず素で笑ってしまっている場面がOKテイクに。笑わずにいけたテイクもあったというが、“仲間感が出ている”という理由で笑ってしまったほうが使用されたという。これに前原は「あれ見ると負けた気になります。笑わないで頑張って我慢してたのに、笑っちゃってああなってるから」と悔しさをにじませると、杉野は「青山さんの勝ち」と、青山テルマには敵わないと振り返っていた。

 初回最後の場面でも西島から「青山さんから目が離せない」との言葉を引き出していた青山。今後は女優としてもそのキャラクターを発揮していくことになる?

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2022/07/12 13:00
ページ上部へ戻る

配給映画