『THE MATCH 2022』に陣取った警察関係者のお目当てとは
#THE MATCH 2022
6月19日に開催され、那須川天心と武尊の“世紀の一戦”などで注目を集めた格闘技イベント『THE MATCH 2022』。5万人を超える観衆が集まり、チケットは即日完売と大盛況のうちに終わったが、裏ではさまざまな“来客”があったという。
格闘技関係者は「天心VS武尊だけ見たいというライト層も多かったが、蓋を開ければ前座試合からかなりのファンが殺到。久々の大規模格闘技イベントで熱狂する者も多かった」と振り返る。「リングにもっとも近い特別席は1席300万円で、相当額が動いた」という。
今回は、当初はフジテレビが地上波全国ネットで中継する予定だったが、興行側幹部と反社会的勢力とのつながりを一部週刊誌が報じた後、交渉は不成立となった。
「コンプライアンス順守の昨今、噂レベルでも反社チェックに引っかかるともうダメ。後から炎上するなら先にリスク回避するのが今のテレビ局の現状ですからね。これだけの盛り上がりなら高視聴率を稼げたはずですが……」
フジテレビ関係者はそう落胆するが、もしかするとフジサイドの読みはある意味正しかったのかもしれない。全国紙社会部デスクが囁く。
「会場には警視庁警備部を中心とした私服警官が多数、警戒にあたっていました。会場内でのトラブル防止は当然ですが、真の目的は、反社や半グレの関係者と本当につながりがあるのか、そうであれば実際どれほど出入りしているのかを探ること。暴力団と違い、こうした集団はなかなか実態が掴みにくく、警察も手を焼いていますが、さまざまな詐欺に手を染めて犯罪の中核メンバーにいる者も多い。そのため顔の確認なども行っていたようです。特に今回は注目イベントということで、かなりの対象者が来場していた可能性も大きいようです」
さらに聞き捨てならないこともある。
「菅田将暉や横浜流星、KING GNU・井口理など、リングサイドには多くの芸能人・著名人が陣取っていましたが、中には反社会的勢力関係者と行動を共にしていた芸能人も複数おり、警察関係者がマークしていたといいます。明らかに超高額席に座っている“分不相応”なタレントも混ざっていましたからね」
目の前の格闘技イベントには目もくれず、来訪した人物をチェックするために動いていた警察関係者には頭が下がる。
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