トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > NiziU、ピークを過ぎて日テレも手を引く?

“ピーク”過ぎたNiziU、日テレがいよいよ手を引き“蜜月”終了?

“ピーク”過ぎたNiziU、日テレがいよいよ手を引き“蜜月”終了?の画像
公式サイトより

 9人組ガールズグループ・NiziUが5月20日、初のアリーナツアー『NiziU Live with U 2022 “Light it Up”』を開催することを発表した。7月23日の兵庫県・神戸ワールド記念ホールを皮切りに、全国7都市15公演で開催するという。

 『NHK紅白歌合戦』に2度出演しているNiziUだが、コロナ禍でのデビューだったこともあり、ワンマンライブは今回が初。7月20日には3rdシングル『CLAP CLAP』をリリースする予定で、メンバーは現在、新曲やツアーのための練習に励んでいるようだ。

 しかし、音楽ライターはこんな不安を口にする。

「NiziUは、日本のソニーミュージックと韓国の芸能事務所・JYPエンターテインメントによる合同オーディション・プロジェクト『Nizi Project』から誕生。オーディションの模様が『スッキリ』(日本テレビ系)で2020年1月から不定期で特集され、コロナ禍が始まったこともあり注目度が急上昇していき、大反響を呼びました。同年6月26日にメンバー決定の回が配信されると、その4日後にデジタルミニアルバム『Make you happy』を発表。オーディションの最高潮から熱も冷めやらぬタイミングということもあって、女性アーティストとして初となる週間デジタルランキング3部門同時1位を初登場で達成するなど、ものすごい勢いを見せた。しかしこの手の企画は一発目がピークとなりやすく、やはり今は人気が落ち着いています。加えて、“競合”となるK-POPの女性グループもこの1~2年でKep1er、IVE、LE SSERAFIMを始め数多く登場しており、オーディションも乱立状態。“数あるグループの1組”として存在感は薄まる一方です」

 あまりに寂しかったのは、5月7~8日に韓国・ソウルで行われた『KCON 2022 Premiere』でのメディア報道。

「NiziUは8日の韓国公演に出演。韓国でも知名度のある『紅白』に出場した日本のグループがついに韓国で初ステージを踏んだ形でしたが、現地ではまったくといっていいほど話題にならなかった。もともとあまり韓国受けがよくないとは指摘されていましたが、先んじて韓国での活動をスタートさせ、抜群の知名度を得ている宮脇咲良(LE SSERAFIM)とは、メディアの扱いが段違いでしたね」(前出・音楽ライター)

 NiziU離れが起きているのは日本のメディアも同じだという。

「これまで情報番組『スッキリ』などでNiziUをバックアップしてきた日本テレビでは、手を引くことが検討されているようです。同グループが稼げば稼ぐほど、日テレにも収益は入るという仕組みが出来上がっていたものの、熱が下がってしまっていることで旨味がなくなってしまった。オーディションは、デビューまでがやはり一番盛り上がる。Nizi Projectはすでにボーイズグループを作る第2弾のオーディションが始まってますし、日テレは昨年、7人組のボーイズグループ・BE:FIRSTを追いかける企画が大成功。今年はYOSHIKIのオーディションプロジェクトをサポートしている。NiziUは冠番組を持たせたものの、バラエティ適性が今のところまったくなく、2020年末に全5回、2021年末に全6回を放送したのみで終了。局内でも“NiziU押し”はとうの昔に終わった感覚のようです」(テレビ関係者)

 Nizi Projectと同じように韓国の芸能プロダクションと組み、昨年10月から今年1月に日本テレビ系列で放送されたオーディション番組『Who is Princess?』は大して盛り上がらず、ここから誕生した5人組のPRIKILは今月デビューしたものの、まったく話題になっていない。それに比べれば、NiziUはまだ“大成功”と言えそうだが……。

〈関連記事〉
NiziU、2ndシングルが絶好調! ソロ映像であのメンバーの「1番人気」が確定か
NiziU、「人気低迷」の声を払拭! 最新シングルが絶好調、“オリコン新記録”樹立も
NiziUの海外戦略はどうなる? 「韓国をスルーしてアジア、アメリカを攻めるべき」との声
ミイヒ不在中に何本CM撮った? 「8人組NiziU」の“ゴリ押し”にファンの不満が大爆発
NiziU快進撃の裏でJ.Y. Parkに大ブーイング! 事務所の功労者GOT7を切り捨てか?

与良天悟(芸能ライター)

1984年、千葉県出身のウェブメディア編集者。某カルチャー系メディアで音楽や演劇を中心にインタビューなどを担当するほか、フリーで地元千葉県の企業の記事なども請け負っている。

よらてんご

最終更新:2022/05/26 11:00
ページ上部へ戻る

配給映画