Travis Japan「海外留学」は“処分”ではなく既定路線か 熱愛報道との関係は…
#ジャニーズ #Travis Japan
3月3日、ジャニーズJr.の人気グループ・Travis Japanが3月下旬よりアメリカ・ロサンゼルスに留学することが発表された。
これは3月3日夜に行われたInstagramでの生配信の中で発表されたもの。リーダーの宮近海斗は「修業の旅ですね。LAにスキルを磨きに行くことになりました。僕たちと事務所でいろいろと相談させてもらって、こういう機会を頂けることになりました。主にダンスや歌、表現力を磨きに渡米することに決めました」と留学の意図を説明。留学期間については「定まっておりません」とし、国内での活動は休止する。
「メンバー7人で共同生活をし、何かを成し遂げるまでは帰ってこないという無期限の留学になるとのこと。渡米にあたっては、WORLD OF DANCEチャンピオンシップシリーズに挑戦することがすでに決定。現地時間で27日に開催されるオレンジカウンティ(オレンジ郡)地区予選に出場するようです。WODは世界最大級のダンスコンテストで、アメリカの3大ネットワークのひとつ、NBCでも放送されています。Travis Japanはダンスのスキルがウリのグループですが、WOD予選への挑戦はいい刺激になるのではないでしょうか。ちなみに2020年、2021年はコロナ禍で開催が見送られましたが、2016年~2019年は日本のグループが4年連続で優勝。層の厚い日本での予選より、現地の一地区の予選に出るほうが目立てるかもしれませんね」(音楽ライター)
しかし、突然の発表にTravis Japanのファンは動揺が隠せない。特に、発表のあった3月3日にはメンバーの熱愛報道もあったため、余計に混乱を招いたようだ。
「吉澤閑也が年上女性と4年前から交際中と『FRIDAY』(講談社)に報じられた影響と見る人も多く、なかには『島流し処分では』との声も上がってます。熱愛発覚後の“留学”といえば、個人で俳優・ダンサーとして活動している屋良朝幸ですね。2010年9月、女優の松本まりからとのハワイ旅行を『女性セブン』(小学館)に報じられ、松本とラブラブだったと書かれましたが、そのおよそ2カ月後、屋良がロサンゼルスにダンス留学すると突然発表されたんです。これは事務所からの“処分”だったとも指摘されていますが……」(アイドル誌記者)
だが、今回のケースに限ってはその可能性はないという。
「トラジャはジャニーズJr.ながら、単独で全国ツアーができるほど人気のグループ。熱愛報道が出るのを受けて急きょ留学を決めるなんて不可能です。インスタライブで宮近が『ついに発表しました』と言っていたように、事前に決まっていた話で、しっかりスケジュール調整されていたのは間違いない。中村海人は4月から放送のWOWOWオリジナルドラマ『今どきの若いモンは』に出演していますが、すでにクランクアップ済み。また、宮近が鑑識員役でレギュラー出演しているドラマ『特捜9』(テレビ朝日系)に、今年4月からの第5シーズンでSnow Man・向井康二が新レギュラーとして加わることが先日発表されていましたが、宮近の降板が事前に決まっていたからキャスティングされたのでしょう。
そもそもトラジャを海外展開させる予兆は以前からあって、滝沢秀明副社長は昨年の全国ツアーの際に『いずれ海外に通用する、ジャニーズ初のアイドルグループになってほしい』とコメントしていましたし、昨年8月にはデビューが決まっていないジャニーズJr.として初の単独YouTubeチャンネルを立ち上げましたが、国際電話における日本の国番号『+81』を冠した『+81 DANCE STUDIO』という名前からも、海外への意識がにじみ出ていました。2020年から留学の話は出ていて、コロナがなければ2020年内に出発予定だったそうですから、滝沢副社長のコメントもそれを踏まえての発言だったことがわかります」(同上)
事務所内の事情もある。
「なにわ男子もデビューし、“デビュー組”のなかでもコンスタントに活動しているグループだけで13組。ジャニーズJr.もトラジャ、HiHi Jets、美 少年を筆頭に、多くのユニットが存在する。次にデビューするのはどのユニットか、ということもよく話題になるが、デビューしたらしたで茨の道。近い世代だけでも、King & Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子らが強力なライバルになる。中長期的に見れば、他のジャニーズグループにはない武器を手にするための留学はメリットのほうが大きいだろう」(芸能事務所関係者)
嵐・二宮和也らによるYouTubeチャンネル「ジャニのちゃんねる」では4日、Travis Japanがいち早く今回の発表について報告する動画を公開。先輩たちに激励を受けていた。ジャニーズの新たな挑戦は、はたしてどのような実を結ぶことになるだろうか。
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