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サンドウィッチマン「好きな芸人」V4ならずも勢い加速! 春の改編でさらにレギュラー増へ

サンドウィッチマン「好きな芸人」V4ならずも勢い加速! 春の改編でさらにレギュラー増への画像
サンドウィッチマン

 お笑いコンビ・サンドウィッチマンといえば、言わずとしれた人気&実力とも高く評価されている日本を代表する漫才コンビだ。

 「M-1グランプリ2007」で当時大会史上初となる敗者復活枠からの優勝を成し遂げて一躍脚光を浴びてブレークすると、それから15年以上が経った現在も数多くのテレビ番組やラジオ番組、CMに出演して派手な活躍を見せている。

 スポーツ紙の演芸担当記者は語る。

「『M-1』が生んだ最大の成功者と言える2人ですが、優勝前から多くのお笑い芸人を発掘している放送作家の高田文夫さんから高く評価されたり、『エンタの神様』(日本テレビ系)に出演するなど、関東を中心に業界内ではその実力は認められていました。ただ、下積みも長くてそれなりに年齢もいっていましたし、ルックスもお世辞にも“イケメン”や“さわやか”といった感じではなく、若い女性からアイドル並みに支持される“ワーキャー芸人”ではなかったため、正直、当時は現在の冠番組を持つほどの大ブレイクは想像していませんでしたね」

 さらに、大手事務所ではなく、自分たちが立ち上げた事務所に在籍しながらの現状の活躍という点も見逃せないが、サンドウィッチマンを語るうえで避けて通れないのはやはり、その好感度の高さだろう。

「どんなに売れっ子になっても偉ぶらず、礼儀正しく、それでいて若いスタッフにも気さくに接することから現場ウケもピカイチ。スタッフ、共演者も含めて彼らの悪口を言うのは聞いたことがないです。そうしたキャラクターがテレビの画面越しにも伝わるのか、老若男女を問わずとにかく視聴者ウケが良いですよね」(番組制作会社スタッフ)

 そんなサンドウィッチマンだが、最近になってあるランキングの存在が話題を集めたという。

「昨年末に『文春オンライン』が発表した『好きな芸人ランキング』の2021年版でサンドウィッチマンがニューヨークの後塵を拝して2位となり、V4を逃したんです。そもそも、ネット上を中心に『スキャンダル媒体の文春オンラインが行うアンケート調査による好感度ランキングが世論を反映しているのか?』といった疑問の声も多々あがりましたが、過去3年は1位だったのが2位になったというのは事実で、一部では“サンドウィッチマンの勢いに陰りが見えた”とする報道もありました」(前出のスポーツ紙記者)

 だが、実際のところはその勢いにますます加速しているという。民放キー局の編成担当はこう語る。

「サンドウィッチマンは昨年だけでも、テレビ朝日でアンタッチャブルとのW司会による新番組『お笑い実力刃』、NHK総合で『ロコだけが知っている』、BSフジで『サンド道楽』が始まったのに加え、ニッポン放送のラジオ番組『サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー』もスタートするなどテレビ、ラジオ、CMと、ますます露出を増やしています。さらに正式発表はまだですが、4月の改編により、これまで特番で放送されてきた冠番組『サンドウィッチマンのどうぶつ園飼育員さんプレゼン合戦 ZOO−1グランプリ』がTBSでレギュラー化する予定です」

 全国の動物園の飼育員が集合し、自慢の動物を熱くプレゼンする動物番組の『ZOO−1グランプリ』は、昨年11月をはじめ過去に何度か特番で放送されており、その実績を買われて今回レギュラー化が決定したそうだが、同番組に関してはすでに業界内の高い注目を集めているという。

「家族で楽しめる動物番組ということで、年代や性別を超えて好感度の高いサンドウィッチマンにピッタリの番組ですが、これが実は3月で打ち切りとなる『オトラクション』の枠で始まる予定なんです。『オトラクション』といえば、“お笑い第7世代”を牽引する霜降り明星が歌手の西川貴教とともにMCを務め、単発での放送を経て昨年4月からレギュラー化するも視聴率で大惨敗。わずか半年ほどで放送休止が多発するようになり、1年で打ち切りとなりました。TBSはかつての『関口宏の東京フレンドパーク』のようなアトラクション系のゲームでファミリー層を意識したものの、まったくふるわなかった。若手芸人の出世頭である霜降り明星で大コケした放送枠で『ZOO−1グランプリ』が見事成功すれば、サンドウィッチマンの評価はますます上がることになるでしょう」(前出の民放キー局の編成担当)

 サンドが若手に貫録の違いを見せつけることになるか?

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2022/02/25 18:00
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