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長渕剛「不倫トーク」もOKで今後テレビ番組のオファーが増える?

長渕剛「不倫トーク」もOKで今後テレビ番組のオファーが増える?の画像
フジテレビ総合エンタメメディア「フジテレビュー!!」より

 ダウンタウン・松本人志と中居正広が「会わせてみたい2人」をマッチングする、先が読めない実験的トークドキュメンタリー『まつもtoなかい~マッチングな夜~』の第2弾(フジテレビ系)が19日に放送されたが、長渕剛の久々のバラエティ番組への出演が話題を呼んでいる。

 番組では、長渕の長年のファンであるお笑いコンビ・千鳥の大悟と“マッチング”され、4人でのトークが繰り広げられたほか、最後には大悟のために自身の曲「REBORN」を披露した。

「長渕さんといえば、もともと、見た目通りのコワモテキャラで知られ、かつてはおもしろい話をしてくれるような雰囲気ではなかった。番組でも少し触れられたが、1990年の『NHK紅白歌合戦』ではベルリンから海外中継で出演し、ひとりでおよそ17分も番組を独占した上、歌う前には『今の日本人、タコばっかりですわ』と発言したことも有名な話。1996年には『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)でダウンタウンと共演した際、主演ドラマ『とんぼ』(TBS系)での“蹴り”の話題で実際に松本にキックを放ち、松本を大いにビビらせたことも。もっともこれは本人なりの“サービス”で、当人は意外とサービス精神旺盛。今回も、『メジャーレコード、クソだなと思うよ僕は。タコだな』『ミュージシャンは殺す気がないとダメ。殺すか殺されるか』など“長渕節”を聞かせたが、本音だけでなく、自分のキャラを期待されていることを意識した部分もあるだろう」(レコード会社関係者)

 番組内では、芸能界で流行っている不倫スキャンダルに話題が及び、中居が週刊誌記者の直撃のように「あのデートは本当ですか!?」と聞くと、長渕が「ああ、したよ……」とややバツが悪そうに回答するひと幕も。大悟が「奥さんに悪いと思わないんですか!?」とさらに踏み込むと、長渕は「(悪いと)思うけど、したよ」と素直に認め、「悪いと思うけど、好きになったらしょうがない」などと持論を展開した。

「長渕といえば2015年3月、当時、師弟関係にあったモデルの冨永愛との不倫疑惑で“文春砲”をくらった。妻で女優の志穂美悦子が足のケガを手術するため入院中だったにもかかわらず、冨永を自宅に招き入れていたというもので、後日、記者のもとに病院にいる志穗美から電話があり、改めて不倫関係を否定。中居はそのことを突っ込んだはずで、当時、『彼女をあんまり女として対象に見てないですね』と記者に話していた長渕が、今回の番組であっさり記事の内容を認めてしまったのには驚いた」(芸能記者)

 すっかり丸くなってしまったようにも思える長渕だが、それには理由があるという。

「見た目通りのコワモテぶりを貫き通した結果、15年8月の富士山10万人ライブが終わったあたりには、古参のスタッフたちはすっかり長渕のもとから去ってしまった。2020年には、20年ぶりの主演映画『太陽の家』が公開されたが、うまくテレビ番組やイベントでのPRができずにコケてしまい、さすがの長渕も落胆したようだ。コロナ禍で思うようにライブができなくなって収益が減っている事情もあり、今回を機にテレビに活路を見出す可能性もある。あっと驚くような番組に出演するかもしれない」(同)

 コワモテからの「キャラ変」の成功例には、現役時代とは真逆の親しみやすいキャラがお茶の間に浸透して売れっ子になった元プロレスラーの長州力がいる。長渕が今後目指すべきは長州の路線かも?

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2022/02/25 13:01
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