コロナ禍でも…今年も『24時間テレビ』強行!? 日テレが「PCRセンター設置」の背景
#日本テレビ #24時間テレビ
日本テレビが今月5日、日本のテレビ局では初めて局の敷地内にPCRセンターを設置し、業界で話題になっているという。
日本テレビは木下グループと組み、東京・港区の東新橋の日テレタワー外周1階にある「ゼロスタ」に、「日テレ・木下グループ 新型コロナ検査センター」を開設させた。
今回、同局の本社がある東京・港区の東新橋の日テレタワー外周1階 の「ゼロスタ」に設置されたのは、「日テレ・木下グループ 新型コロナ検査センター」。翌日中までに検査結果がわかる、唾液採取による「PCR検査」と、約30分で検査結果がわかる、鼻腔拭い液による「抗原定性検査」の2種の検査を提供する。
この動きについて、同局の番組スタッフはこう明かす。
「運営するのは、木下グループの100%子会社である株式会社コロナ検査センター。読売巨人軍が昨年2月の春季キャンプにあわせて沖縄・那覇に開設した『読売ジャイアンツ・スポーツ健康検査センター』などにも関わっており、全国各地に店舗を増やしていますが、ゼロスタでの開設にあたっては当然、日テレも関わっています。誰でも利用できる店舗ではありますが、局を通じて局員はもちろん、局に出入りしている番組関係者にも検査の紹介をしたりしています。すぐに検査ができるよう、近場に開設したかったみたいですね」
今年1月に入って感染が急拡大した新型コロナウイルス。芸能界においてもタレントの感染が次々と発覚したり、濃厚接触者となって番組出演を見合わせるなど、関係各所は対応に追われている。
他局に先駆けてPCRセンターを敷地内に設置した日本テレビに対して、業界内から称賛の声が上がる一方、局内からはこんな意見も……。
「日テレはワクチンの職域接種に関しても他局より早かったですが、その背景には『24時間テレビ』の存在があると言われています。PCRセンターの設置も、“今年も何としてでも『24時間テレビ』の放送を強行する”という上層部の意思の表れではないか、と局内ではもっぱらです」(前出・番組スタッフ)
同局はコロナ禍において、毎夏恒例の大型チャリティ番組『24時間テレビ』を2020年、2021年と例年どおりに放送し、賛否を呼んだ。
「特に2020年はフジテレビが『FNS27時間テレビ』、TBSが『オールスター感謝祭春』の中止を決断する中で、放送を強行。チャリティーマラソンこそ行いませんでしたが、代替企画の『24時間駅伝』ではランナーの一人としてエースアナの水卜麻美アナまで駆り出しました」(前出・番組スタッフ)
今年も『24時間テレビ』の放送に向けて、早くもコロナ対策を強化中といったところ?
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