早くも悪い予感? 阪神次期監督候補に岡田彰布氏「立候補」の衝撃
#阪神タイガース
関西球界及び、ファンが恐れていたことが早くも表面化した――。
今シーズン限りでの退任発表しているプロ野球阪神タイガース・矢野燿大監督の後任をめぐり、早くも名乗りを上げる有力OBが現れた。
15日発売の写真誌「FLASH」(光文社)に、2005年の阪神リーグ優勝監督だった野球評論家の岡田彰布氏が登場。矢野監督の公認候補のひとりとして週刊誌やネットニュースなどで自身の名前が浮上していることに言及し、「話が来れば当然考えるし最後にもう1回ユニホームを着たいという気持ちはあるよな(中略)もうそろそろ、年齢的にも最後やもん」「ユニホームを着る気持ちがないと野球見とられへんで、ハッキリ言うて」と岡田節を炸裂させた。
現在64歳の岡田氏は、阪神以外にオリックス・バファローズの監督を歴任。当時若手だったT-岡田(岡田貴弘)の長距離砲の才能を開花させる手腕を発揮した。はたして岡田彰布氏の“やる気”は本物なのか。プロ野球関係者が語る。
「岡田さんの発言は直球過ぎて驚きましたが、本音そのものだと思います。以前より次期監督候補として名前が挙がると腕をまくっては、テレビやラジオ、新聞評論の場で監督目線になり手厳しくなるのは有名です。今年は矢野監督が退任を発表しているので、余計に張り切っているのだと思います」
歯に着せぬ解説で阪神ファンの間でも評価が高い岡田氏だが、球団内のアレルギーは相当なものがあるとの話もある。
「阪神、オリックス監督時代は側近のスタッフを何度も変えて、周囲の信頼関係が崩壊しかねない危機を招いたこともありました。球団の監督は現場責任者なので、自分自身がもっとも信頼できる、やりやすいスタッフをそばに置きたいのは理解できますが、あまりにコロコロ変えてしまっては、選手や関係者は常に振り回されますし、考えに一貫性がないようにも見えてしまう。『そらそうよ』『もうアレよ』に代表されるように指示語が多く、何が言いたいかを理解をするまで時間がかかることに難色を示すスタッフも多い。“岡田監督”が誕生するならば退団を考えるという裏方もいると言われています」(前出・プロ野球関係者)
まだオープン戦すら始まっていない時期にいきなりストーブリーグに火がつくのは人気球団ならではの話だが、笑いごとでは済まされなさそうだ。
「この調子では、開幕後ちょっとでも成績が悪ければ、すぐに雑音は増えそうですね。矢野監督が懇意にしている一部スポーツ紙以外は、シーズン中から次期監督候補を探し回る状況になりかねない。選手も試合どころではなくなる可能性も高く、ますます優勝が遠ざかりそうです」
「お笑いタイガース」を地で行きそうな悪い予感がしてならないが……。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事