新庄監督「話題づくり」の強力タッグを熱望する真の標的はあの名門球団監督?
#新庄剛志
プロ野球・北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が、読売ジャイアンツの元木大介1軍ヘッド兼オフェンスコーチに「ホームラン競争」を持ちかけ、球界内が騒然としている。
新庄監督は1月27日、Instagramのストーリーズ機能を使って「大介ヘッドへ」とメッセージを発信。「練習試合の前にホームラン競争でもしないか」と呼びかけ、実現できるのであればInstagramで生配信したいとの希望を綴った。これに元木ヘッドは即座に反応するも、「打つ自信がありません!」とコメント。「また違う形で盛り上げたいと思います」とやんわりと辞退を示唆したが、新庄監督は「俺なら今日から素振りして挑むけどな」と諦めていない様子だ。
昨年11月に新監督就任が発表されて以降、野球界を超えて話題を提供し続けている新庄監督。芸能関係者は今回の件について、こう苦笑いする。
「実は2人ともマネジメントは同じ大手芸能事務所の傘下。昨年フジテレビ系で放送された『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2021』でもスタジオで共演し、絡みもあった。半ば出来レース感は否めない」
しかし、野球界を盛り上げるためにあの手この手を繰り出すのが新庄監督だ。次の“標的”として「効果がありそうなのは元木ヘッドの上司、原辰徳監督でしょう」とプロ野球OBは見ている。
1月20日に実施されたプロ野球12球団の監督が集まった会議では、新庄監督が自ら「11球団の球場を満員にするのが僕の目標」と発言。続けて「対戦する前にいろんな話題づくりじゃないですけど、ちょっかいをかけてしまうかもしれないので、その時はよろしくお願いします」と他球団の監督に“挨拶”したというが……。
「なかには動揺を隠せない監督もいたそうですが、昔の星野仙一監督、野村克也監督など強烈な個性派指揮官から年々地味になっていくプロ野球の監督の中で、一家言あるのは原監督くらいのものでしょう。もしコラボレーションなんてことになれば大きな話題を呼ぶのは間違いありません」(前出・プロ野球OB)
新庄監督の呼びかけは原監督にもプラスに働くという。
「昨年も一昨年もセ・リーグ最下位だった東京ヤクルトスワローズに21年シリーズは優勝を持っていかれ、球界の盟主としての威厳が薄れてきている。話題性に相乗りしてでも存在感を示したいだろう」(前出・プロ野球OB)
東の伝統球団と令和のBIGBOSS率いる日本ハム。両社の強力タッグはどんな形で実現するのか、あるいはまたも新庄監督の“空振り”となるのだろうか――。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事