木村拓哉、草彅剛との共演回避!? “アカデミー賞スルー”で遠のく元メンバーとの距離
#木村拓哉
再集結は夢のまた夢のようだ。
第45回日本アカデミー賞の記者発表会が1月18日に都内で行われ、正賞15部門各賞ならびに新人俳優賞が発表された。しかし、その顔ぶれに“あの男”がいなかったことで、記者たちからは驚きの声が上がったという。
「優秀主演男優賞にノミネートされると見られた木村拓哉の名前がなかったのです。昨年9月公開の主演映画『マスカレード・ナイト』は、コロナ禍にもかかわらず興行収入およそ38億円の大ヒットとなり、昨年の第46回報知映画賞で主演男優賞を獲得しているのですが……」(映画ライター)
木村以外のジャニーズ俳優もノミネートされなかった。岡田准一は『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』『燃えよ剣』の2作で主演を務めたが、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』からは堤真一が優秀助演男優賞に、『燃えよ剣』からは尾上右近が新人俳優賞にそれぞれノミネートされるに留まった。
「かつてのジャニーズには『賞レースには参加しない』の不文律がありましたが、2015年の第38回日本アカデミー賞で岡田准一が『永遠の0』で、2016年の第39回日本アカデミー賞では二宮和也が『母と暮らせば』でそれぞれ最優秀主演男優賞に輝いていますから、そのルールももはや過去のもの。アカデミー賞サイドから落とすということは考えられませんから、やはり事務所から辞退の申し入れがあったのでしょう。木村は過去にも、2007年の第30回日本アカデミー賞で優秀主演男優賞(『武士の一分』)にノミネートされる予定だったものの辞退してます。
また、明石家さんまは1月22日深夜放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で親交の深い木村が日本アカデミー賞にノミネートされなかった件に触れ、『アカデミー賞はなんか、事務所のアレがあんのか、木村が入ってないんですよ』とジャニーズ事務所の意向があったことを示唆したほか、毎年共演している『さんタク』(フジテレビ系)の収録前に『木村も「いや、僕、選ばれないですよ」って、本人言ってましたから』と、木村は日本アカデミー賞の候補にならないことを事前にわかっていたようだと暴露していました」(芸能記者)
その理由を週刊誌記者が推察する。
「やはり、前年の日本アカデミー賞で最優秀主演男優(『ミッドナイトスワン』)に輝いた草彅剛が主演男優部門のプレゼンターを務めると見られるからでしょう。『元SMAPツーショット』が実現するのではと期待されていましたが、ジャニーズサイドがそれを嫌がったということでは」
前出の週刊誌記者はさらにこう続ける。
「NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』放送開始前には、脚本を務める三谷幸喜氏の初大河ドラマ作品であり、香取がジャニーズ時代に主演した『新選組!』のスペシャル番組が再放送されました。この時も、肖像権を持つジャニーズがNHKに対して物言いをつけたと言われています」
2020年末に草彅が、昨年末に香取慎吾が結婚を発表した際には、木村も事務所を通して祝福コメントを寄せていたが、やはり袂を分かった「新しい地図」との雪解けにはまだ時間がかかるということなのだろうか。
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