山下達郎、木村拓哉への楽曲提供を語る「初めて聞いた生の歌声から着想」
#木村拓哉 #山下達郎
木村拓哉が、2年ぶりとなる2ndアルバム『Next Destination』を1月19日に発売する。
16日放送のTOKYO FM『山下達郎のサンデー・ソングブック』ではこのアルバムに楽曲提供している山下達郎が、木村との関係や曲の作成経緯について語った。
2人は、20年以上前に山下の妻、竹内まりやの25枚目のシングル『今夜はHearty Party』で、山下がナレーションを木村へお願いして以来の関係とのこと。木村は何度も山下のライブに足を運んでいるという。
SMAPへの楽曲提供の話もあったのだが、ツアーなどでタイミングが合わなかったそう。
今回、山下は木村に3曲提供。このうち2曲の作詞をクロマニヨンズの真島昌利に依頼。この「異色のコンビ」で作った曲は 『MOJO DRIVE』と『MORNING DEW』というロックナンバー。
この2曲の作成経緯については「2020年のライブを見まして、よく考えてみれば木村拓哉さんのガチンコのすっぴんの声というのをそこで初めて聞きまして。そこでひらめいたことがありまして。彼が昔から好きなロック系のハードサウンディングな音をどうやって乗っけるかっていろいろ考えまして」と、木村の初のワンマンライブでの歌声から着想を得たと語った。
もう1曲の 『Good Luck, Good Time』は詩を亀梨和也と山下智久によるユニット、修二と彰の『青春アミーゴ』などを作詞したzoppに依頼。この曲は山下が「一人でコンピューターで全部作った」という。
山下はこれら3曲すべて番組内で流し紹介すると「木村拓哉さんニューアルバム『Next Destination』応援してあげてください」とラジオを締めくくった。
このアルバムは山下以外にも糸井重里、Creepy Nuts、鈴木京香、明石家さんま、BEGIN などバラエティー豊かな面々が楽曲を提供している。
「山下さんといえば、過去に近藤真彦や少年隊、嵐などに楽曲を提供し続けており、ジャニーズとは縁が深い。特に、KinKi Kidsはデビュー曲ほか数曲を提供。また、堂本剛の音楽性を評価し、ソロプロジェクトENDRECHERIのアルバム『HYBRID FUNK』収録曲にも、ギターで参加するなどしてきました」
また山下といえば、実はB’zとも遠からぬ縁もある。
シティポップとしてのB’z――B’zと山下達郎をつなぐ“グルーヴ”とは
2021年現在、多くの人がイメージするB'zの音楽性は“ロック”あるいは“ハードロック”的なものだろう。加えて、最初期にはTM NETWORKの系譜に連なるダンサブル...木村は山下との20年以上もの交流の中でついに実現したこの楽曲で、新境地を開拓できそうだ。
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