『今くら』終了はチュート徳井が理由? 年内には地上波から姿が消える可能性も
#徳井義実
イメージが回復するにはまだかなりの時間を要するようだ。
1月6日深夜放送の『やすとものいたって真剣です』(朝日放送テレビ)に、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が出演。2019年10月に発覚した、2012年から2018年までの7年間にわたって約1億2000万円の申告漏れを東京国税局から指摘された問題について語った。
「当時、いろいろな芸人が徳井についてコメントを求められていましたが、番組では、徳井が同期で親友のスピードワゴン・小沢一敬のエピソードに言及。報道直後に『アッコにおまかせ!』(TBS系)に出演した小沢が司会の和田アキ子に話を振られ、『それは、言いたくないんだ。だって、友達だから』と語っていたのを見て、申し訳ない気持ちになったと振り返り、改めて小沢に感謝を述べていました」
この申告漏れ騒動で一時芸能活動を自粛していた徳井は2020年2月に活動を再開。徐々にレギュラー番組への復帰も果たし、同年10月に『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)、2021年4月からは『しゃべくり007』(同)にも復帰した。
昨年大みそかには日本テレビの年越し特番『笑って年越したい!笑う大晦日』にも出演し、チュートリアルとして漫才を披露。ネット上では「いろいろあった徳井を擁護するわけでもないけど、ネタは普通に面白かった」「やっぱチュートリアルは面白いな改めて思った」「これからももっと漫才を見せてほしい」と言ったコメントが飛び交い、歓迎ムードになっているようにも見えた。しかし、実情はかなり厳しいのだという。テレビ関係者が耳打ちする。
「先日、一部スポーツ紙にて、『今夜くらべてみました』が今春終了になると報じられました。同番組はもともと2桁を維持するなど視聴率が好調でしたが、水曜21時台は『相棒』(テレビ朝日系)や『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)など競合も多く、ここのところはひと桁台。日テレが得意とする番組合体スペシャルも連発されていますが、伸びは今ひとつ。それでも個人視聴率はそこそこあり、番組終了には驚いた人も多かった。しかし打ち切りになる理由はいたってシンプルなようで、徳井のスポンサー受けが悪かったからのようです」
明石家さんまは以前ラジオ番組で、徳井が『今夜くらべてみました』に復帰した際、「帰ってきてよかった」と喜びつつも、「スポンサーさんのところへ苦情とかあるみたいでね。『そう簡単には……』っていうことらしい」と、その内情について語っていた。
「これまでの日テレは、番組作りに関しては営業サイドよりも制作サイドの意向が優先されてきました。しかし、コロナ禍でスポンサー集めが難しくなったことで、現在はその立場が逆転。営業からの“徳井外し”の要望に制作サイドがノーとは言えなくなり、かといって、彼だけを降板させるのも露骨すぎるということで、番組自体を終了させることとなったようです。また、日テレの番組では月曜21時の『人生が変わる1分間の深イイ話』も終了となり、『しゃべくり007』が1時間繰り上げての放送に変更されることが決まっています。しかし、こちらも10月期をめどにリニューアルする方向で話が進んでおり、年内には地上波バラエティから徳井の姿が消えることになるかもしれません。吉本興業が制作に関わる深夜の日テレ系木曜ドラマ枠で今週から始まった『ケイ×ヤク-あぶない相棒-』で久々に連ドラ復帰していますが、俳優としても評価はいまひとつなので、厳しい時期は続きそうですね」(前出・テレビ関係者)
巻き添えを食らった共演者たちが「だって、友達だから」と許してくれればいいが……。
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