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「ジャニーズゲームチャンネル」でジャニーズJr.の新たな進路が開かれる?

「ジャニーズゲームチャンネル」でジャニーズJr.の新たな進路が開かれる?の画像
「Johnny’s Gaming Room」チャンネルより

 ジャニーズのゲーム好きが集うYouTubeチャンネル『Johnny’s Gaming Room』が今年1月1日にグランドオープンし、参加メンバーが発表された。

 同チャンネルは昨年12月にプレオープン。Hey! Say! JUMPの有岡大貴、Kis-My-Ft2の玉森裕太と宮田俊哉の3人が中心となり、他のジャニーズタレントたちとゲームを楽しむ姿を見せていく趣向で、12月16日から29日までは「仲間探し」の模様が公開されていた。

 そして1月1日公開の動画の中で、レギュラーメンバーを発表。Sexy Zoneから佐藤勝利、ジャニーズWESTから重岡大毅、藤井流星、神山智洋、SixTONESから髙地優吾、森本慎太郎、田中樹、Snow Manから深澤辰哉、向井康二、佐久間大介、なにわ男子から高橋恭平、長尾謙杜、大橋和也と、総勢13人がメンバーに加わった。

 配信は毎週火曜日から土曜日の週5回を予定しており、火曜日から金曜日まではゲーム実況、土曜日はバラエティー企画となるというが、本格始動前の時点でチャンネルの登録者数は80万人に迫る人気ぶり。現在は80万人を超えている。

「嵐・二宮和也を中心とした『ジャニのちゃんねる』は昨年4月に始動し、先日チャンネル登録者数が300万人を突破。嵐の活動休止、コロナ禍の公演中止で収益が大幅に減っているジャニーズだが、『ジャニのちゃんねる』の業績が良すぎてすっかり味を占めてしまったようだ。今後はますますYouTubeなどを使ったネットビジネスが加速しそう。

 ジャニーズでは、滝沢秀明副社長が陣頭指揮をとるジャニーズJr.の単独チャンネルが2018年3月にスタート。ジャニーズJr.の各グループが日替わりで動画をアップして人気を呼び、以前はデビュー前のSnow ManやSixTONES、なにわ男子らも参加していた。この『ジャニーズJr.チャンネル』の登録者数は160万人を突破しており、総再生回数は15億回以上と大人気。現在のジャニーズのYouTube戦略の端緒となったと見られる」(ITジャーナリスト)

 ジャニーズJr.といえば、満22歳に達したジャニーズJr.について契約継続の合意に達しない場合は“活動終了”となる「定年制度」を導入することが昨年1月に発表されており、2023年3月31日から適用される。

「表向きには事務所との話し合いの上で合意に至らない場合に契約終了となっているが、大半はリストラさせることになるだろう。そもそも、東西のジャニーズJr.で200人ほどいるとされており、“デビュー待ち”のグループも数が多くて渋滞中。タレントを抱えすぎて管理が行き届かない状況になっているのを改善するのが狙い」(芸能記者)

 しかし、今回のゲームに特化したチャンネルの開設は、そうした境遇にあるジャニーズJr.たちの新たな“進路”を開拓しそうだという。

「若いタレントを数多く抱えているだけに、ゲームが特技というジャニーズJr.もいるはず。今やゲームは立派な競技で、eスポーツのトッププロは巨額の賞金を稼いでいる。スポンサーに付きたいという企業も少なくないため、ゲームが得意なジャニーズJr.を発掘・育成に成功すれば、事務所に大きな利益をもたらしてくれるだろう。イケメンの選手ならば広告塔としての価値は高く、ジャニーズ事務所、ゲーム業界双方にとってメリットは大きい」(同)

 「eスポーツのプロを目指すジャニーズJr.」の成長過程を追うドキュメンタリー形式の動画シリーズを展開すれば、ゲーム業界も大いに注目しそうだ。

与良天悟(芸能ライター)

1984年、千葉県出身のウェブメディア編集者。某カルチャー系メディアで音楽や演劇を中心にインタビューなどを担当するほか、フリーで地元千葉県の企業の記事なども請け負っている。

よらてんご

最終更新:2022/01/08 12:00
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