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『RIZIN』、スター候補誕生も…“八百長”疑惑の場外乱闘で炎上

『RIZIN』、スター候補誕生も…“八百長”疑惑の場外乱闘で炎上の画像
『RIZIN』公式Twitterより

 大みそかの特番の視聴率が出揃うなか、テレビ朝日系『ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子&徹子&羽鳥玉川&新庄BIGBOSSの会』が午後6時からの前半120分間で12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し民放首位となった。

 大みそか特番として10年近く民放トップに君臨した日本テレビ系『笑ってはいけない』シリーズは昨年休止となり、その代替番組として注目された『笑って年越したい!笑う大晦日』は第1部(18:30~21:00)が7.2%で、昨年の『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』の第1部17.6%と比べると、10ポイント以上も下がる“惨敗”となっている。

 一方、フジテレビ系で放送された格闘技イベント『RIZIN.33』の中継番組の第3部(20:00~23:00)を記録。日テレの『笑う大晦日』を上回る結果となった。

「『笑ってはいけない』シリーズの休止もあって昨年は『RIZIN』にとっても前年より視聴率を大幅に伸ばす大チャンスだったが、上昇したとはいえ、その伸び幅はわずか0.1ポイント。那須川天心のRIZINラストマッチ、YouTuberとしても人気の朝倉兄弟、シバターの試合などが揃っていたわけで、フジサイドがもっと番宣に力を入れていればもっと数字が伸びたのではともっぱらです」(格闘技業界関係者)

 その『RIZIN.33』で、デビュー戦ながら今後のスター候補の逸材として一躍名を上げたのが、「キング・カズ」ことサッカー界のレジェント・三浦知良とタレントの三浦りさ子夫妻の次男にあたる三浦孝太だった。

「両親がリングサイドで見守る中、地下格闘技上がりの元ホストに完勝。三浦孝太は、強豪選手を続々と輩出している道場の内弟子として学んだ技術をしっかり発揮し、大舞台に強いところを見せつけた。無論スター性は抜群で、今後も両親は試合に駆けつけるだろうし、格闘界の注目株であることは疑いない。試合後、多くの観客にサインを求められていたことから、“親の七光り”以上の存在であることを今回きっちり証明できただろう」(スポーツ紙記者)

 そして、ガチンコのはずの試合にもかかわらず、“八百長疑惑”が浮上し、思わぬ場外乱闘に発展しているのが、シバターと元K-1王者・久保優太の一戦だった。

「シバターが1ラウンド目で圧勝する形に終わったが、その後、久保がTwitterで『嘘をつく人生は嫌だな。正直者が馬鹿を見るのか』『色々疲れた。事の経緯とかも全部きちんと話したい』などと意味深な投稿を書き込んだ。そして、久保の妻の兄と思われる人物が、シバターが久保に八百長を持ちかけ、1ラウンド目は手加減をし、2ラウンド目で本気で戦おうと提案しているLINEのやりとりと見られるスクリーンショット画像をSNS上に流出させ騒動に。

 その後YouTubeに謝罪動画を上げた久保は、“台本”の存在を認め、この八百長に乗ったところ『シバターさんの陽動作戦』だったと説明。自分の甘さを認め、現役続行か引退か考えていると話していた。一方のシバターは、『一切の八百長はしておりません』『あれ(LINEの画像)捏造なんじゃないですか』と当初は完全否定していたが、その後別の動画では『あからさま、わかりやすすぎる嘘に騙されて1ラウンド目、手加減してお前負けたらしいな』などと“騙し討ち”したことを認めながら、『台本があったことをお前が発信したら、K-1チャンピオンであるお前がその台本を飲んだってことを認めることになるんだぞ。これからどうするんだ、一度台本を飲んだ格闘家、もうどこの団体も使ってくれないぞ』などと述べ、『俺もお前も、格闘技からは足を洗おう』と久保に引退勧告。場外乱闘でもシバターのペースになっています」(同)

 RIZIN側ははたしてこの騒動にどう決着をつけるのだろうか……。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2022/01/05 07:00
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