『真犯人フラグ』戦慄の新キャスト投入に衝撃の展開! 混乱する視聴者も?
#真犯人フラグ
西島秀俊主演の『真犯人フラグ』(日本テレビ系)第1部最終回となる第10話が12月19日に放送され、その衝撃の展開に混乱する視聴者が続出している。
失踪した妻子のうち、ひとりだけ凌介(西島)のもとに氷漬けにされ戻ってきた息子の篤斗(小林優仁)が、辛うじて一命を取り留めたところから始まった第10話。これまで積み重ねられてきた伏線や数々の謎のうち、YouTuberのぷろびん(柄本時生)に情報を流していた「アフロディーテの下僕」の正体が凌介の上司・太田黒(正名僕蔵)であったことや、逃走中の林(深水元基)が抱えていた“プロジェクト”が、林の勤める住愛ホームが参入を目論む国家絡みの「SDGsタウン」プロジェクトのことで、林は官僚や有力者への贈賄に関わっていたことが明らかになった。
それでも、依然として多くの謎は残されたまま、来年1月9日から始まる第2部「真相編」へと持ち越されることとなった。序盤から引っ張られ続けてきた菱田(桜井ユキ)家の押し入れの謎は分からずじまいだったし、謎の人物・本木(生駒里奈)は頻繁に登場するも、素性も目的も謎のままだ。
一方で、第9話のバタコ(香里奈)の顔出し登場に続き、またもサイコパスな謎の新キャラクターが現れた。林が接触した、いかにも裏稼業の男・強羅誠(上島竜兵)だ。路地裏で熱々のコーヒーをゴミ箱に流し込んだかと思うと、中からは男性のうめき声が。強羅は狂気的に笑いながらそのゴミ箱を何度も蹴り上げる、という戦慄のシーン。ネット上では「上島竜兵めちゃめちゃ不気味」「上島竜兵こわすぎて最高」などの大きな反響が巻き起こった。
しかし、この展開に「終盤になって急に登場人物増えてわけわからん」「怪しい奴多すぎて名前もわからんわ」と混乱する視聴者も。ラストには、篤斗が事情聴取で「パパがママを殺した」と供述するという“大どんでん返し”もあり、ますます視聴者はパニック状態に。それでも「犯人に脅されている説」や「宗教団体に洗脳されている説」などさまざまな考察がネット上には飛び交っている。
この3カ月間、視聴者は次々と謎を突きつけられ、増え続ける怪しい登場人物に不安感を煽られ続けてきた。伏線の回収という“ご褒美”はなかなか与えられず、視聴後はどこか後味の悪さが残るが、続きが気になって見続けてきた……という視聴者も多いのではないだろうか。実は、出演者の芳根京子や佐野優斗らはすでに真犯人の正体を知っているのだという。その上で芳根は、年明けから始まる「真相編」について「11話が始まったら、あとはジェットコースターが一気に落ちていく感じ。散らばっていた伏線も丁寧に回収され、ラストの衝撃度も上がっていきます」と語っている。前半戦のもどかしさが綺麗に解消される展開を期待したい。
12月26日には、これまでの謎を振り返る「特別編」が放送される。『あなたの番です』のメンバーが多く登場するため『あな番』ファンにとっては見逃せない回だが、同ドラマを見ていなかった人にとっても、不倫疑惑のあった凌介の妻・真帆(宮沢りえ)と林の「共通の知人」が登場して二人について何かを語るようなので、第2部に向けてこちらも忘れずにチェックしておこう。
■番組情報
日曜ドラマ『真犯人フラグ』
日本テレビ系毎週土曜22時30分~
出演:西島秀俊、芳根京子、佐野勇斗、桜井ユキ、生駒里奈、柄本時生、柿澤勇人、長田成哉、坂東龍汰、迫田孝也、田中哲司、宮沢りえ ほか
主題歌:Novelbright「seeker」(UNIVERSAL SIGMA / ZEST)
音楽:林ゆうき、橘麻実
企画・原案:秋元康
脚本:高野水登
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:鈴間広枝、松山雅則(トータルメディアコミュニケーション)
演出:佐久間紀佳、中島悟(AX-ON)、小室直子
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
製作著作:日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/shinhannin-flag/
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