V6の元メンバーたちが解散から異例のスピードで“肩書き”を失った理由
#ジャニーズ #V6
11月1日に解散した元V6の岡田准一が来年秋公開の映画『ヘルドッグス』(原田眞人監督)でV6解散後、初めて主演を務めることが発表された。
本作は、映画『渇き。』の原作小説『果てしなき渇き』などで知られる作家・深町秋生氏の『地獄の犬たち』(後に『ヘルドッグス 地獄の犬たち』に改題/角川文庫)を映像化したもの。愛する人が殺される事件を止められなかったトラウマを抱える元警察官が、正義も感情も捨て復讐のみに生き、ヤクザ組織へ潜入していくストーリーで、岡田は腕っぷしひとつでヤクザ組織でのし上がる男を演じる。
公開された岡田のビジュアルは、伸び切った髪、無精ひげ、タンクトップからのぞくタトゥー姿と、これまでになかったアウトローな容姿。岡田は、「どこにもあてはまらない、とんでもない作品になる事は間違いないと思います。この時代にこの映画がどう見られるのかそれが楽しみです」などとコメントを寄せているが、この記事を報じるにあたって、岡田が所属するジャニーズ事務所から、ある“お達し”があったという。
「岡田の“肩書き”について『元V6の』と書くのはやめてくれ、とのことでした。たしかに一部スポーツ紙などをのぞけば、V6解散と絡めている媒体は見当たりません。この対応はどうやら岡田以外のメンバーも同様のようです。いつまでも『元V6の』と呼ばせたくないという考えはわかりますが、解散からたった1カ月ほどという速さで、26年続いたグループの名前を言及しないよう要請するというのは、一般的な感覚では不自然に感じますよね」(芸能デスク)
2016年に世間を大いに騒がせたSMAPの場合はどうだったか。
「SMAPは解散コンサートをすることもなく2016の年の大みそかにひっそりと解散したが、ジャニーズ事務所に残った木村拓哉と中居正広(現在は独立)、そして事務所を退所した稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾は、しばらくの間『元SMAP』の“肩書き”が付けられたままだった。ある程度時間が経ったタイミングでジャニーズ側は『元SMAPはなしで』と要請したようだが、稲垣ら3人の事務所はいまだに何も言ってこない。グループを愛したファンのための配慮ともとれるでしょう」(テレビ局関係者)
V6はジャニーズ史上でも珍しく、オリジナルメンバー全員がそろっての解散コンサートで終止符を打つことができたグループであり、SMAPとは状況が異なるが、ジャニーズに残留したメンバーたちはこのまま“肩書き”からV6の名前が消えていくのだろうか。
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