トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 倉科カナ、『ハンオシ』で“主役食い”の役柄

倉科カナが“主役食い”? 『ハンオシ』ヒロインよりも視線を集める魅惑の役柄

倉科カナが“主役食い”? 『ハンオシ』ヒロインよりも視線を集める魅惑の役柄の画像
ドラマ公式サイトより

 TBS系火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』、通称『ハンオシ』の第7話が11月30日夜10時から放送される。

 『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載中の有生青春(ゆき・あおはる)による同名マンガが原作の同ドラマは、仕事が大好きで結婚願望がまるでない主人公・明葉が、ひょんなことからイケメンエリート広告マン・百瀬柊と偽装結婚をすることになるラブコメディだ。明葉を清野菜名、百瀬を坂口健太郎が演じている。

 百瀬が明葉に偽装結婚を申し込んだ理由は、叶わぬ恋を世間に隠すため。既婚者という肩書を手に入れることで、周囲から疑われたりあれこれ言われたりすることなく、好きな人を想い続けられるからだと言う。そんな秘めた恋の相手は、百瀬の兄の嫁・美晴。ここ最近は恋敵役で引っ張りだこの女優・倉科カナが演じている。

 そんな倉科演じる美晴がなかなかのくせ者で、百瀬が美晴に好意を抱いていることを知るや知らずや、百瀬と明葉に接近して2人を振り回す。美晴が何かアクションを起こすたびに、ネットでは「結局みんな、美晴みたいな天真爛漫美人が好きなんよ」「彼氏の周りにいてほしくないタイプ」「天然のフリしてさらっとあざといことするの怖い」と美晴の話題で持ちきりに。『ハンオシ』で最もインパクトの強いキャラクターと言っても過言ではないだろう。

 好感度が高いのは、もちろん清野演じるヒロイン・明葉だ。しかし、注目を集めているという意味では倉科が清野を“食っている”という見方もある。

 明葉は仕事も恋愛も一生懸命で、たまに空回りしてしまう姿は不器用で愛おしい。友だちになりたいタイプだ。一方で、美晴は器用な世渡り上手。これまで周囲の人(主に男性)に愛されて生きてきただろうし、本人は気付いてなくとも、知らず知らずのうちに助けられ支えられてきたはず。そして、彼女はおそらくこれからも愛してほしい人に愛されて、あの笑顔を振りまきながら生きていくのだろう。

 2人を比べると、応援したくなるのは圧倒的に明葉だ。しかし、魅力的で、怒りの感情含め多くの視線を集めているのは美晴なのではないだろうか。今夜放送される第7話では、そんな美晴の“そっくりさん”が新たな恋のライバルとして登場するという。さて今回の倉科も主役食いの憎い演技を見せるのだろうか。

■番組情報
火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』
TBS系毎週火曜22時00分~
出演:清野菜名、坂口健太郎、倉科カナ、高杉真宙、前野朋哉、中川翔子、笠原秀幸、小林涼子、森永悠希、長見玲亜、深川麻衣、岡田圭右、木野花、田辺誠一 ほか
原作:有⽣⻘春「婚姻届に判を捺しただけですが」(祥伝社「フィール・ヤング」連載中)
脚本:田辺茂範、おかざきさとこ
音楽:末廣健一郎、MAYUKO
プロデューサー:松本明子、那須田淳
主題歌:あいみょん「ハート」(unBORDE/Warner Music Japan)
演出:金子文紀、竹村謙太郎 ほか
編成:宮﨑真佐子
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hannoshi_tbs/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2021/11/30 19:00
ページ上部へ戻る

配給映画