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徳永有美のほうが良かった? 『報ステ』大越健介キャスターが「最速リストラ」危機

徳永有美のほうが良かった? 『報ステ』大越健介キャスターが「最速リストラ」危機の画像
番組公式サイトより

 これほどの期待外れは完全に予想外だったことだろう。

 『ニュースウオッチ9』『サンデースポーツ』『NHKスペシャル』のキャスターを歴任してきた元NHKの大越健介氏が、テレビ朝日の『報道ステーション』のメインキャスターに抜擢されてから1カ月あまりが経過。しかし、どうにも数字は芳しくない。

「“14%で合格点、あわよくば15%、せめて常時12%”と言われる『報ステ』ですが、大越キャスター体制になった10月4日の初回は、岸田政権発足という超追い風があったにもかかわらず、11.6%と微妙な出足。しかも、その後は2回も10%割れを記録してしまった。

 『相棒』『ドクターX ~外科医・大門未知子~』といった21時台の高視聴率ドラマに引っ張られて12%近くに行くこともありますが、合格点には程遠い。先日の衆院選特番でも振るわなかったですしね。オジサン色が強すぎるのか、大江麻理子など美女軍団がキャスターを務める裏番組の『WBS』(テレビ東京系)に男性視聴者を奪われている面もあるようです」(テレビ関係者)

 早くもピンチに追い込まれている大越氏だが、このままいけば最速記録で「リストラ」されてしまう可能性も出てきているという。

「そもそも『報ステ』がキャスター交代に踏み切ったのは、昨今テレビ局が重視しているコア層の視聴率が悪かったから。テレ朝では男女13歳~59歳の『ファミリー層』をターゲットにしています。しかし大越氏に代わってからは、今まで以上にファミリー層の視聴率が悪くなってしまっているようです。一方で、富川悠太アナと徳永有美のコンビがキャスターを務める金曜日だけは以前と同水準をキープできている。5月まで月~木のメインキャスターを務めていた徳永は、大越氏への交代を告げられた際にブチギレていたそうですから、返り咲きが期待できる数字には内心ニンマリでしょう。契約もあり、大越氏は1年は続投するでしょうが、来年の10月にはまた大幅なリニューアルとなるのでは」(前出・テレビ関係者)

 しかしそんな状況でも、大越氏には危機感はまるでないのだとか……。

「番組後の反省会に、ふだんは姿を見せないような幹部が出席するほどの深刻事態にもかかわらず、本人はどこ吹く風。古いタイプで、二言目には『飲みに行きたいね』と飲みニンイケーションを取りたがる。しかし、テレ朝といえば今年8月、東京オリンピックの番組担当スタッフによる打ち上げ名目で10人が深夜から未明まで飲酒を伴う飲み会を行い、1人が誤って店外に転落して負傷した騒動を起こし、世間から大バッシングを食らったばかり。現在も飲酒を伴う打ち合わせについては禁止令が出されており、スタッフは返答に困っているようです。

 ともあれ、大越氏は『数字は気にしないで』『責任は取るのでやりたいことをやってくれ』と語っているそうで、意外にも番組関係者からの信頼は厚い。60歳ということもあり、本人はリストラになっても構わないとハラを括っているようです」(制作会社ディレクター)

 大越氏のギャラは年間1億円と言われるが、テレ朝は高い買い物をしてしまったようだ。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2021/11/18 20:00
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