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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 山下智久『週プレ』表紙号の売上「悪い」

山下智久、NHK主演ドラマに不安要素? 『週プレ』表紙号が大原優乃の足元にも及ばない数字に…

山下智久、NHK主演ドラマに不安要素? 『週プレ』表紙号が大原優乃の足元にも及ばない数字に…の画像
「週プレNEWS」より

 「ジャニーズ」の肩書がなくなってもファンは付いてきてくれているのだろうか。

 山下智久が来年4月期のNHKの連続ドラマに主演すると発売中の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた。山下が出演するのは、現在「ビッグコミック」(講談社)で連載中の人気漫画『正直不動産』を原作としたドラマだという。

「山下は約1年前にジャニーズ事務所を退所。その後は海外ドラマや映画に出演する話はあったものの、地上波からは姿を消していました。今年4月期に放送された『ドラゴン桜』(TBS系)には新垣結衣ら前作のキャストが総出演して話題になりましたが、山下については、メインキャストのひとりとしてKing & Princeの高橋海人が出演していたことからジャニーズサイドが難色を示し、声のみの出演にとどまりました。

 そもそも山下がジャニーズを退所するきっかけとなったのが、コロナ禍での未成年女性との飲酒問題。当時は淫行疑惑まで報じられていましたが、それはともかく、この件でKAT-TUN・亀梨和也とのユニット活動も休止になり、ジャニーズファンの心証はよくない。一方、原作ファンからも『正直不動産』の主役とはイメージが違うとの声が上がっており、ドラマがヒットするかは微妙なところです」(エンタメ誌ライター)

 山下の“イメージ違い”といえばもう一つ、あの件について結果が出たようだ。

「10月4日発売の『週刊プレイボーイ』42号(集英社)では創刊55周年の特別企画として、二階堂ふみの撮影で山下を表紙とグラビアで起用しました。『週プレ』は男性向け週刊誌で、通常は女性タレントやグラビアアイドルが表紙を飾っています。同誌の歴史で男性タレントが表紙となるのは創刊以来、山下が初めて。異例の起用だったものの、これで実売が伸びれば、今後はジャニーズや男性タレントの起用が増える可能性もあっただけに、出版関係者や芸能関係者はその結果が気になっていたのですが……」(週刊誌記者)

 発売から3週間が経ち、あらかた数字が固まったところで、取次関係者が耳打ちする。

「ここ数カ月では、かなり悪い数字と言っていいかもしれませんね。やはり、グラビアが一番の売りとなっている雑誌だけに、他の週刊誌以上に『誰が表紙か』が売り上げに直結します。大原優乃が表紙を飾った前号と比べると、大手コンビニでは14~15%も悪化。大手書店では18~20%も実売率が落ち込んでいました。読者の答えは完全に『NO』だったようです。

 ちなみに、翌々号の44号は日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)で注目を浴びた工藤美桜がラーメンをすすっているインパクトのある表紙に加え、グラビア美女多たちがラーメンをすするだけのDVD付録がついていました。こちらも山下号よりはわずかに良さそうですが、低調な数字に変わりはない。ユニークな企画だったので期待しましたが、いったん離れた読者を取り戻すのは難しいですから、しばらくは冒険の代償を負うことになるのでは」

 それでも、山下が不祥事を起こさずジャニーズのままであれば、売れ行きは違ったのかもしれない。NHK関係者にとっては大きな不安材料となりそうだ。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2021/11/01 13:00
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