清野菜名は“あと一歩”から脱せる? 『婚姻届に判を捺しただけですが』で有名女優への仲間入り叶うか
#清野菜名 #婚姻届に判を捺しただけですが
清野菜名主演のTBS系火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』が、10月19日の今夜10時からスタートする。マンガ雑誌「フィール・ヤング」(祥伝社)で連載中の、有⽣⻘春(ゆき・あおはる)による同名マンガが原作となるこのドラマ。ヒロインに清野、相手役に坂口健太郎を迎えた今期のTBSの“胸キュン枠”作品である。
清野が演じるのは、彼氏はいないけど、友達と飲むことと仕事が楽しくて仕方ない中堅デザイナー・大加戸明葉(おおかど・あきは)。現在27歳、周囲から結婚の話題を振られることも増える時期だが、のらりくらりとかわして「生涯独身上等、おひとり様最高!」と独身を謳歌している。
一方、坂口が演じるのは、成績優秀な広告マン・百瀬柊。とある理由から既婚者の肩書きを手に入れるために、偽装結婚の相手を探している。そんな2人が飲み会で出会い、百瀬は明葉に偽装結婚を申し込むが、突拍子もないプロポーズに明葉は呆れるばかり。しかし、ひょんなことから婚姻届に判を捺すことになって、偽装夫婦の共同生活が始まる……といったストーリーだ。
清野が連続ドラマでヒロインを演じるのは、今年の2月~3月に放送された『神様のカルテ』(テレビ東京)ぶりだ。その前は、横浜流星とのW主演となった『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ系)。いずれも作品としての評価は高いものの視聴率は振るわず。『シロクロ』に関しては、『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』、『あなたの番です』といったヒットも生まれている日テレ「日曜ドラマ」枠(22:30~)だったにもかかわらず、最終話視聴率は8.4%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)に終わった。
アクション女優としてのポジションを確立している清野だが、同世代で言うところの有村架純や二階堂ふみといったいわゆる“有名女優”と呼ばれるには、あともう一歩といった印象。清野自身も、「“アクションシーンがないと自分は呼ばれないのかな”と、コンプレックスに感じた時期もあった」と、10月14日に発売された自身初の写真集『セイノート:seinote』(ワニブックス)のインタビューで明かしており、もしかするとやっと霧が晴れてきた頃なのかもしれない。
清野はピュアな透明感と自然体で飾らない演技で、ほかの女優にはない魅力をまとっている。有名女優として世間から認知されるまであと少し。今回の『婚姻届に判を捺しただけですが』が踏み台、いやジャンプ台となることを願うばかりだ。
■番組情報
火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』
TBS系毎週火曜22時00分~
出演:清野菜名、坂口健太郎、倉科カナ、高杉真宙、前野朋哉、中川翔子、笠原秀幸、小林涼子、森永悠希、長見玲亜、深川麻衣、岡田圭右、木野花、田辺誠一 ほか
原作:有⽣⻘春「婚姻届に判を捺しただけですが」(祥伝社「フィール・ヤング」連載中)
脚本:田辺茂範、おかざきさとこ
音楽:末廣健一郎、MAYUKO
プロデューサー:松本明子、那須田淳
主題歌:あいみょん「ハート」(unBORDE/Warner Music Japan)
演出:金子文紀、竹村謙太郎 ほか
編成:宮﨑真佐子
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/hannoshi_tbs/
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