仕事はジリ貧…金村義明氏が「58歳で丸坊主を生披露」の裏側
#金村義明
今年58歳になった野球評論家の金村義明氏が9日、レギュラー出演する情報番組『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)で丸刈り姿を生披露し、関係者の失笑を買っている。
スポーツコーナーにレギュラー出演する金村氏は、米メジャーリーグで最多本塁打王が有力だったエンゼルスの大谷翔平選手の最終成績が「50本塁打&投手で10勝」を達成されなかった場合に坊主になることを自ら提案していた。先日シーズンが終わったが、両方とも実現しなかったこともあり「約束通り丸めてきた。40年ぶりです」と報告。メインMCのTOKIO・城島茂は苦笑いしながら「男気に感謝します」とコメントした。
だが、この姿にプロ野球関係者は「金村さんも必死ですね」と失笑。「何とか話題になって仕事を増やしたい魂胆が丸わかり」というのだ。
「金村が『週刊ニュースリーダー』に出演するようになったのは今年4月からで、彼にとっては東京MXテレビを除き、久々の地上波民放テレビ局のレギュラーです。同じように話術があるプロ野球解説者の枠は今、元千葉ロッテマリーンズの里崎智也に奪われており、金村の他のレギュラー仕事は、東京在住なのに大阪のラジオ番組だけ。かつては『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)の常連で、ダウンタウンの浜田雅功にイジられていましたが、選手や球団の裏事情をあまりに暴露したため、コンプライアンス重視の昨今の流れに反する解説者として、お呼びがかからなくなったといいます」(在京テレビ局関係者)
金村氏が現役時代に在籍したのは大阪近鉄バファローズ、中日ドラゴンズ、埼玉西武ライオンズの3球団だが、中日と西武のメディア関係の仕事がゼロなのも珍しい。しかし、これも「金村を知らない世代の選手が中心になるにつれ、我が物顔で絡まれた現役選手から球団に『あの人誰ですか?』など苦情が出る例も多く、結果として仕事をオファーしなくなった経緯もある」(前出・関係者)という。
「かといってバラエティー番組で披露するのは、昭和時代に誰も注目してなかったパ・リーグの残酷エピソードばかりで、それももはや話し尽くした感もある。58歳で丸坊主も回避しようと思えばいくらでもできたが、話題になれば体を張る番組からオファーが来ることを狙ってのことでしょう」(同)
プロ野球OBが次々とYouTubeに参入し、球界裏話に手を付けて久しい。その元祖だった金村氏の焦りが今回の丸坊主披露につながったのかもしれない。
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