ベッキー、超異例の「円満移籍」発表に反響! 芸能界の新たなロールモデルに?
#ベッキー
ベッキーが20日、23年間所属してきたサンミュージックを8月いっぱいで退所すると自身のSNSで発表した。過去のスキャンダルの影響で何かと批判されがちなベッキーだが、今回の移籍に関しては業界内で「超円満移籍」と評判で、ネット上の反応も想像以上に好意的な意見が目立っているようだ。
ベッキーは退所発表に際して19日に同事務所でメディア取材に応じ、その場に相澤正久社長、岡博之副社長が同席。長年ベッキーを担当していたマネジャーが昨年独立して設立したマネジメント会社に移籍し、サンミュージックとも業務提携を結ぶと発表された。
ベッキーはメディア取材に対し、相澤社長らに移籍の決断を報告した時を振り返って、「『関係は切れない。家族みたいなもんだから』と言われ、びっくりしました」と笑顔でコメント。2019年に元プロ野球選手の片岡治大氏と結婚し、昨年に第1子、今春に第2子を出産したこともあり、子育てを最優先したいという仕事観の変化も移籍を決めた理由として大きかったという。
相澤社長は「娘が結婚するみたい」と寂しさをのぞかせつつ、「彼女のベストの道を選んでもらえると一番いい」「これからもサンミュージックファミリーですからね」と温かい言葉を贈った。
「こうした時に事前に取材会を開くこと自体が非常に珍しいのですが、その場に社長と副社長が同席し、メディアにスリーショットまで撮影させるという超異例の移籍発表となりました。長年所属してきた事務所を辞めるとなるとさまざまな憶測が飛び交いますし、特にベッキーの場合は悪い方向に想像される可能性があるため、サンミュージック側が彼女を送り出すための最大限の配慮をしたということでしょう。これなら誰も円満移籍であることに文句のつけようがない。今後、他の事務所もこれを見習って、芸能界の移籍発表におけるロールモデルになる可能性もありそうです」(芸能記者)
ただ、気になるのは過去のスキャンダルで生じた多額の違約金。ネット上では「やっと返済が終わったから移籍できたってこと?」といった憶測も飛び交っているが……。
「いわゆる“ゲス不倫”騒動の当時、多数のCMやレギュラー番組を全降板したことで5億円以上にのぼる違約金が発生したといわれました。しかし、この問題については『ケジメのCM違約金5億円は自腹だった』と2019年に『FRIDAY』(講談社)で報じられており、一般的に違約金は事務所と折半になるところ、ベッキーが貯金を差し出して全額自腹で支払ったと伝えられています。つまり、金銭的にはとっくに身ぎれいな状態だったようです。事務所とすればベッキーは稼ぎ頭として活躍してくれた功労者、ベッキーとしては大問題を起こしても見捨てなかった事務所に恩義があり、強い信頼関係が生まれていた。また、ベッキーの休業で事務所が窮地に陥った際にお笑い部門のメイプル超合金らが奮闘し、タレントの層が厚くなったこともケガの功名となった。だからこそ、芸能界でも稀に見る“超円満移籍”が実現したのでしょう」(前出)
円満ムードが世間にも伝わったのか、ネット上では「大問題を起こしても、元マネジャーにも事務所の社長にも『つながりを切らずにいよう』と思わせる人だったんだろうな」「周りに愛されてるなって感じる」「サンミュージックは先代の相澤秀禎会長の時代から人情に厚いイメージあるし、本当に家族同然なんだろうね」といった好意的な意見も少なからず上がっている。
いまだに過去のスキャンダルを引き合いに批判されがちなベッキーだが、これほどの「超円満移籍」はそうそうできるものではない。これをきっかけにイメージが少しずつ変わっていく可能性もあるかもしれない。
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