菅田将暉主演の月9に暗雲!? 『ミステリと言う勿れ』原作マンガに“パクリ疑惑”騒動
#月9 #菅田将暉 #ミステリと言う勿れ
ツイパクと言う勿れ?
菅田将暉が主演を務める、2022年1月期のフジテレビ系月9ドラマ『ミステリと言う勿(なか)れ』。この原作の一部エピソードに“パクリ疑惑”が持ち上がっている。
原作は、『BASARA』『7SEEDS』などで知られる田村由美が『月刊flowers』(小学館)で連載中の大人気コミック。累計発行部数800万部を突破しており、映像化の権利を巡って争奪戦が起こったが、フジテレビが見事獲得した。
菅田演じる主人公・久能整(くのう・ととのう)は、天然パーマにコンプレックスを持つ、友だちも彼女もひとりもいない、カレーをこよなく愛する大学生。膨大な知識に支えられた、詭弁とも屁理屈とも思える持論で周囲を翻弄し、さまざまな“謎”を解明していく、会話劇を中心としたミステリー作品だ。
だが、この原作マンガに“疑惑”が持ち上がったという。
「3巻の後半で主人公の整が“ある実験”のエピソードを話す場面があり、これが子育ての苦労に理解のない男性に『読ませたい』内容だとして何度かネット上でバズったことがあるのですが、この実験の部分が盗作ではないかと疑いの声が出ているんです。“元ネタ”の原作者も言及する事態に発展しており、さらに注目されています」(ウェブメディア記者)
一体どういうことなのか。
「幼い子どもを持つ女性が『母親なら娘ともっと一緒にいろ、それが母親の幸せだ』などと言われている場面で、整が『家事や子育てが簡単で楽なことだったら、もっと男性がやりたがるはず』と主張。その例として“ある実験”の話をするのですが、この内容が、Twitter上で超短編小説を発表している水木ナオさんが2015年1月にツイートした創作小説とそっくりなんです。
マンガの中で整が披露しているのは、『父親たちを集め、1時間以内に簡単なテストを解かせる実験が行われた』『電話をかけたり話しかけたりという主催者の邪魔が入り、誰も時間内に全問解けなかった』『イライラして怒った父親たちに主催者は「これが子育てをする母親たちの毎日だ」と伝え、父親たちは黙り込んだ』というもの。元ツイートは制限時間が30分となっているなど細かな違いはありますが、内容はほとんど同じです。ちなみに、マンガのほうはツイートから3年以上経った2018年に『flowers』で掲載されました」(同上)
これは言い逃れが難しそうだが……。
「マンガでは整が『前にネットでちらっと見た記事』と前置きしているので、微妙なところではあります。また、水木さんのツイートは当時も大きな反響があり、Yahoo!が『話題のツイート』として紹介してもいました。そのため水木さんも、『2015年に同様のツイノベを書いてバズったことがあり、yahooトップでも紹介頂いていたので、もしそれが目に止まっていたのであれば嬉しい限りです』と述べており、仮に田村さんが“勝手に拝借”したのだとしても歓迎している様子なので、トラブルに発展する心配はないでしょう。
ただ、作中ではさもそんな実験が本当にあったかのような言い回しで“説教”をしていたのに、実はTwitterの創作だった、というのはちょっと恥ずかしいですね。主人公の見せ場のひとつでもあるわけですから。水木さんも、この実験について『実際にこのようなものが存在するかは存じず』『飽くまで私の創作の出来事』と断っています」(同上)
さらに気がかりなのは、ドラマがすでに撮影済だということだ。
「超売れっ子である菅田のスケジュールが昨年12月~今年3月しか空いてなかったようで、全話収録済です。映像化されるのがどの話かは不明ですが、件のエピソードが登場する『狩集家遺産相続問題』は2巻の後半から4巻の頭にまでまたがって展開された話で、内容は濃い。この話が映像化されているとしたら、“ある実験”のエピソードを披露する場面もあるかもしれません。幸い、カットしても話としては成立しそうな部分なので、問題になったとしても編集で対応できるでしょうが……」(同上)
マンガ好きを公言する菅田は、原作のファンでもあるという。はたして今回の騒動はドラマに何らかの影響を及ぼすだろうか。
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