香取慎吾、盟友・大下容子アナの番組で4年ぶりのテレ朝出演! 「新しい地図」の“地上波完全復帰”が本格化か
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元SMAPの香取慎吾が12日、テレビ朝日系の情報番組『大下容子ワイド!スクランブル』に生出演。大下容子アナとは同局系の『SmaSTATION!!』(スマステ)で共に司会を務めていたが、2017年4月で放送が終了して以来、4年ぶりの感動の再共演となった。これをきっかけとして、ついに「新しい地図」の“地上波完全復活”が実現するのではと期待が高まっている。
番組では、大下アナがスペシャルゲストの香取を呼び込み、冒頭からふたりは感極まったのか涙ぐんだ表情。バックスクリーンには東京タワーの画像が用意され、香取が「みなさんこんにちは、香取慎吾です」とあいさつするなど、大下アナと約15年間にわたって共演した『SmaSTATION!!』のオープニングを彷彿とさせる展開となった。
香取は「4年ぶりにこちら(テレビ朝日)に来させてもらって、さすがに緊張しています。珍しく(昨晩は)眠れなかったです」と語り、大下アナは「えー、うれしいというか、ごめんなさいというか……」と恐縮。大下アナはプライベートで香取の個展や舞台などを訪れていたそうだが、コロナ禍のために舞台裏であいさつすることもできなかったという。
久々の共演となったことで香取は「今日は本当にうれしいです」と笑顔をみせ、大下アナもソーシャルディスタンスを保っている中で「本当はもっと近づきたい!」と喜びを爆発させていた。
香取、草彅剛、稲垣吾郎の「新しい地図」は国際パラリンピック委員会特別親善大使を務め、日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターにも任命されている。番組では、香取がパラスポーツの魅力やアスリートの思いなどについて話し、大下アナとのやり取りでは4年ぶりとは思えない名コンビぶりを発揮していた。
「新しい地図」はジャニーズ事務所から独立した後、ほぼ地上波テレビから“排除”されていた時期があった。だが、近年はNHKが3人を積極的に起用するようになったことで民放でも徐々に扱いが変化している。2019年末には日本テレビ系の人気年越しバラエティ『笑ってはいけないシリーズ』シリーズに出演。3人揃って地上波キー局に出演したのはこれが初めてで、ここから潮目が変わり始めた。
3人は昨年末にも同シリーズに再登場して話題を呼んだが、日本テレビでは昨年6月にも、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』で稲垣にフィーチャーした「クイズ稲垣吾郎の100のコト」が2週に渡って放送された。また今年4月には、草彅が『行列のできる法律相談所』に7年ぶりの出演を果たしている。
その草彅は昨年10月にTBS系の『ぴったんこカン・カン』3時間スペシャルに登場。同番組へのゲスト出演は10年ぶりとなった。また香取は、今年1月にフジテレビ系の『アンタッチャブルのおバカワいい映像バトル』に登場したのに加え、今年1月期のテレビ東京系ドラマ『アノニマス~警視庁”指殺人”対策室~』で5年ぶりの地上波民放ドラマ主演を務め、放送開始日には同局の『おはスタ』に5年ぶりに生出演したことも話題に。
しかし、なぜかテレビ朝日だけは「新しい地図」をほぼ“黙殺”し、番組出演は途絶えたままになっていた。
「同局の長寿音楽番組『ミュージックステーション』は昔から“ジャニーズ枠”があるとウワサされるなどジャニーズ事務所との関係が深く、局側が事務所との関係を悪化させないために“忖度”し、香取たちを排除しているのではとささやかれていました。『新しい地図』にしてみれば、テレ朝は“地上波完全復帰”のための最大にして最後の難関だった。今回、その壁をぶち破る原動力となったのは『スマステ』で生まれた絆。『新しい地図』がパラサポのスペシャルサポーターを務めていることが一番大きかったのでしょうが、香取を慕っているスタッフは多く、大下アナが昨年6月に役員待遇のエグゼクティブアナウンサーに昇進したことも影響し、ついに香取をゲストとして迎えることが可能になったのでしょう」(芸能記者)
さらに、香取ら「新しい地図」の地道な活動が功を奏した面もあるという。
「独立直後、3人はテレ朝が出資しているネットテレビ局・ABEMAの特番『72時間ホンネテレビ』で72時間ぶっ通しの生放送を敢行し、大きな話題になった。以降も月イチのレギュラー番組『7.2 新しい別の窓』で視聴者の増加に貢献してきた。テレ朝がABEMAをコンテンツ戦略上重要視していることは、昨年3月に開局60周年で発表した新経営計画からもがうかがえるし、今年7月には『テレビ朝日×ABEMAコラボ祭り』が実施されるなど連携は強まっています。テレ朝としては、ABEMAの功労者である彼らをいつまでも“黙殺”するわけにはいかず、タイミングをうかがっていた部分もあったのでしょう」(前出)
最大の関門だったテレ朝への登場を果たしたことで、いよいよ「新しい地図」の“地上波完全復帰”が本格化しそうだ。
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