森七菜、音楽活動は順調なのに女優業は…「独立騒動の影響」を危惧する声も
#森七菜
森七菜が、8月20日に約1年ぶりとなる新曲「深海」をデジタル配信限定でリリースすることが発表された。YOASOBIのコンポーザー・Ayaseによるプロデュース曲で、久々の新曲発売をきっかけに音楽活動の本格化が期待されている。その一方、なかなか女優業が軌道に乗らないことに不安を募らせているファンも少なくないようだ。
新曲のリリースは、9日放送のラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)内で森がパーソナリティを務めているコーナー「GIRLS LOCKS!」にて発表。森は「YOASOBIのコンポーザーのAyaseさんがプロデュースしてくださいました。私、YOASOBI大好きだから、本当にうれしくてしょうがなかったですね」などと喜びを爆発させ、トーク後に同曲が初オンエアされた。
森は20日にテレビ朝日系音楽特番『ミュージックステーション SUMMER FES』に出演することが決まっており、そこで同曲がテレビ初披露されるとみられる。また、自身の20歳の誕生日である今月31日には、「深海」リリース記念となる生配信イベントを開催することも決定している。
森といえば、今年1月にInstagramのアカウントが突然閉鎖され、所属事務所の公式サイトからプロフィールも消えたことで騒動に。その後、事務所から独立し、大手のソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)とエージェント業務提携を結んだことが発表された。
「表向きは業務提携であるものの、現場にSMAのスタッフが帯同するなど実質的には“完全移籍同然”といわれ、デビューから世話になってきた小規模な事務所を見限って大手に行ったかのような構図となったことで、少なからずバッシングが発生しました。イメージの悪化によって『新しい仕事が決まらない』『干され状態になっている』との報道も噴出しましたが、音楽活動については独立前からSMAが担当していたこともあり、スムーズに進んでいるようです。ヒットを連発しているYOASOBIはソニー・ミュージックエンタテインメント所属で、人材豊富なソニーグループの強みを存分に生かしており、リリース告知からテレビ出演、誕生日のイベント配信といった流れるような展開もさすがですね」(音楽ライター)
肝心の曲についても、初オンエア後に「思った以上にAyaseさんの曲と森七菜ちゃんの声が合ってる」「めっちゃAyase節が炸裂してるのに七菜ちゃんの声でYOASOBIとは別の世界観になってるのがいい」「裏声の使い方が(YOASOBIの)幾田りら(ikura)ちゃんと似てて面白い」といった意見がSNSで上がっており、おおむね好評の様子。ホフディランのカバーだった前作「スマイル」以上に評価される可能性がありそうだ。
だが、その一方で不安を募らせているファンも多いようだ。
「ファンからは音楽活動以上に女優業の活発化が望まれていますが、現状で発表されているのは、今秋放送予定のオムニバス形式のスペシャルドラマ『世にも奇妙な物語‘21秋の特別編』(フジテレビ系)への出演のみ。それも『前事務所時代に決まっていた仕事ではないか』といわれ、独立後に女優としての仕事がうまくいかずに苦しんでいるとの見方があり、ファンが今後を不安視している。独立騒動によって白紙になった仕事もあるとウワサされています。それを補うかのようにSMAは音楽活動に力を入れているのでしょうが、多くのファンは『女優・森七菜』を見たいでしょう」(前出)
昨年、森は中村倫也と共演したドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)で連ドラ初主演を務め、最終回の平均世帯視聴率が11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。連ドラ初主演作としては及第点であり、すぐに次のドラマが決まってもおかしくないはずだった。それなのに連ドラ出演に関する情報はまったく聞こえてこないというのだから、ファンが心配になるのも無理はない。
はたして、独立騒動がそうした状況に影響しているのか。音楽活動だけでなく、女優業も早く軌道に乗せてファンの不安を払拭してほしいが……。
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