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キスマイ横尾渉、「一番なんていらない」発言が物議…10周年にしてグループ最大の危機?

キスマイ横尾渉、「一番なんていらない」発言が物議…10周年にしてグループ最大の危機?の画像
事務所公式サイトより

 8月10日にデビュー10周年を迎えたKis-My-Ft2。しかしこの記念すべきタイミングで、メンバーの横尾渉の“問題発言”がファンの間で物議を醸している。

 話題となっているのは、4日に発売された『TVガイド』2021年8月13日号(東京ニュース通信社)。10周年を迎えるKis-My-Ft2が表紙を飾っており、冒頭の特集では、同誌で彼らが初表紙を飾った2011年8月19日号で行った質問を10年経った今、どう回答するかという企画があった。ここで「ずっとともに歩んでいくメンバーにメッセージを!」という質問に対する横尾の回答が問題となっている。

 10年前は「みんなでNo.1を取りにいきましょう!」と答えていた横尾だったが、これについて「無理でした(笑)!」と回答。さらに「一番なんていらない。だって、ずっと一番でいることは大変だし、しんどいし、その一番はいつかなくなってしまうものだと思うから」と説明し、「順位なんて関係ない! 素で楽しくやっていけたらいいな」と今後について語っている。

 しかし、この「一番なんていらない」という発言や、「No.1を取るのは無理だった」という言葉に(笑)が付いていたことに、ファンは反発。SNSでは、横尾の発言に対して「キスマイを1番にしたいと思って支えてくれる周りの人やスタッフさんやファンに失礼じゃないかと思う」「メンバーは真剣に1番を取りたいって言ってるのに横尾さんは笑い話にしてるのはなんででしょう」「もう諦めてるの? 私たちファンはキスマイに1番をとって欲しくて、笑顔を見たくて、今まで色々頑張ってきたのにバカみたい……」と、ファンは失望の色を隠せない様子だ。

「横尾の発言は、“自分たちらしくいられればそれでいい”という意味合いだったのでしょうが、デビュー日である8月10日に10周年記念のベストアルバムを発売するというタイミングでの『一番はいらない』はさすがに言葉のチョイスを間違えた印象です。なにせベストは初回盤A・Bが7000円超え、通常盤とセブンネット限定盤も4000円超えとそれなりの値段がしますし、それぞれ内容も違うので複数種を購入するファンがほとんど。『ファンがどれだけ頑張って毎回一位にしてあげたいってCD買ってるのか……』と嘆く声が出るのも仕方がありません」(アイドル誌ライター)

 また、「1番が欲しいメンバーといらないメンバーがいるKis-My-Ft2大丈夫?」「グループとして目指すところや目標がバラバラすぎる」などと、グループの状況を不安視する声も少なくないようだ。

「メンバー全員でのスペシャルトークでは、最後にキスマイの今後の目標について語っているのですが、他のメンバーがアジアツアーやワールドツアーなど海外進出の夢を語っていたのに対し、藤ヶ谷太輔は『メンバーのみんなが自由にやりたいことをやって、心も体も健康であったらいい』と話し、横尾はこれを受けて『個々の好きなものや武器になるものを、もっともっと表に出していけたらいい』と述べるに留まっています。この2人は、冒頭の10年前と同じ質問に答える企画でも文字数の少なさが目立っており、10周年という記念すべき節目の時なのにグループの足並みが揃っていないのでは……と危惧されているようです。もともと個性がバラバラなグループなので仕方のない面はありますが……」

 さらに、気になる点がある。

「こういう取材は通常、事務所側が事前に原稿をチェックしており、アイドルであればガンガン修正が入るのも珍しくありません。横尾の発言がファンの反発を買いかねないことは普通なら想像がつくわけで、『一番はいらない』といった表現を削ることだってできたはず。それがこのまま通ったというのは、“載せてかまわない”と判断されたということでしょう」(同上)

 横尾といえば先月、9歳下の一般女性との交際を「FRIDAYデジタル」(光文社)に報じられ、記者の直撃に対し真剣交際であることを認め、結婚の可能性についても示唆していた。堂々と誠実に受け答えする横尾に対し、世間では好感度が上昇したが、10周年を目前にしての交際発覚ということでファンの間では賛否を呼んだ。

 これまでもラジオ番組で「振り返ると、『アイドルってなんだろうな』って。『俺も人間だよ』って言いたいわ、マジで」とアイドル稼業に対する複雑な心境を吐露するなど、率直な物言いが物議を醸してきた横尾。ただ言葉のチョイスに失敗しているだけなのか、それとも……。

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2021/08/10 08:00
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