『推しの王子様』渡邊圭祐、アミューズの“イチ推し”でブレイク間近？　視聴者から「あの人を彷彿」の声が続出で注目度上昇

　比嘉愛未が主演するドラマ『推しの王子様』（フジテレビ系）で比嘉の相手役を務める渡邊圭祐の注目度が急上昇している。「あの人気俳優」を彷彿とさせるルックスが話題となり、今作をきっかけに本格ブレイクするのではと期待を集めているようだ。

　同ドラマは、ゲーム会社の女性社長・日高泉美（比嘉）が、乙女ゲームの推しキャラにそっくりだが無気力で無作法で無教養な青年・五十嵐航（渡邊）を理想の男に育てるために奮闘するロマンチックコメディー。放送前は、主演予定だった深田恭子が適応障害の治療で降板し、比嘉が代役として緊急登板となったことも話題になっていた。

　しかし、22日に第2話が放送されると、SNSでは航を演じる渡邊に注目するコメントが急増した。

　同回では、泉美が自分の会社で航を雇い、仕事を通じて外見も中身も「最高の王子様」に育てようとする。ところが、航は社会人のマナーがまったく身についておらず、それどころか敬語も使えない、漢字も読めない……といった有様。泉美は「育てる自信がなくなってきた」と弱気になるが、困難があってもめげずに社長として仕事に奮闘する彼女の姿を目にしたことで、航の態度が少しずつ変わっていくという展開が描かれた。

　放送後、ネット上では「現実離れしたおバカ役なのに浮いて見えなくて、渡邊圭祐くん演技うまい」「渡邊圭祐の演技が想像以上によかった」「無気力キャラがすごくハマってる」「これ、彼の代表作になるんじゃ」と渡邊を評価する声が続出。比嘉やディーン・フジオカら人気と実力を兼ね備えた共演者に囲まれながらも、渡邊は視聴者に鮮烈なインパクトを与えていたようだ。

　さらに、女性視聴者からは「あの人に似ている」との声が相次いだという。

「SNSでは、視聴者から『三浦春馬くんに似てる』『雰囲気が三浦春馬さんを思い出す』『顔がそっくりというより、どことなく三浦春馬さんっぽいんだよな』といった声が相次いでいます。当初、渡邊は佐藤健にルックスが似ているといわれていたのですが、今作での髪型や目元の雰囲気、演技のしぐさなどが三浦さんを彷彿とさせると話題になっているようです。渡邊にとって、三浦さんは所属する大手事務所・アミューズの先輩で共演経験もあるため、影響を受けているのかもしれません、また、佐藤もアミューズ所属（今春に独立）でしたし、顔立ちが王道の“アミューズ顔”なのでしょうね」（芸能記者）

　渡邊といえば、2018年に特撮ヒーロー番組『仮面ライダージオウ』（テレビ朝日系）のウォズ／仮面ライダーウォズ役で俳優デビュー。その後は脇役での起用が目立っていたが、今作ではヒロインの相手役に初の大抜擢となった。

「もともと東北地方でモデル活動をしていて、俳優デビューが25歳という遅咲きでした。ルックスが整っている上に演技の才能もあり、事務所はかなり期待しているようですが、年齢的に早めにブレイクさせたいという思惑がある。それが今作での大抜擢につながったのでしょう。素質が十分で大手のアミューズが大プッシュしているとなれば、本格ブレイクは間近。今作で一気に……という可能性もあります」（前出）

　今作をきっかけに渡邊はブレイク俳優の座へ駆け上るのか。物語だけでなく、リアルでも世の女性たちの「推しの王子様」となることを期待したい。