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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 出川哲朗「マリエ騒動」CM人気に影響せず

出川哲朗「マリエ騒動」でノーダメージだった? 「CM放映回数ランキング」で圏外から大躍進

5月13日放送『ダウンタウンDX』 | TVerより

 「2021年上半期テレビCM放送回数ランキング」(エム・データ調べ)が6日に発表され、男性部門で2位となった出川哲朗の大躍進が話題になっている。CMはイメージが大切なだけに「マリエ騒動」の影響があるかとみられていたが、ほぼノーダメージだったようだ。

 同ランキングは、1月1日~6月30日に東京地上波キー局で出演CMが放送された回数を集計。男性部門では、斎藤工が昨年の年間ランキング首位に続いて1位を獲得した。

 2位の出川、3位の大泉洋、4位のダウンタウン・松本人志、5位の阿部寛は昨年下半期トップ10圏外から大きくジャンプアップ。特に、昨年下半期に47位だった出川の躍進ぶりは特筆すべきものがある。

 出川の契約社数は5社でそれほど多いわけではないが、芦田愛菜らと共演している「ワイモバイル」のCMが大量放映され、出稿量の多い永谷園やフマキラーといった大手スポンサーと契約していることも影響し、今回の急上昇となったようだ。

 出川といえば、今年4月にマリエがインスタライブで「18歳のころに島田紳助さんから枕営業を要求された」と告発した際、当時その場に居合わせていただけでなく、「いいじゃん、マリエちゃんやりなよ」などと煽っていたと名指しされた。

 マリエは紳助氏以上に出川に怒りを向け、「出川さんがテレビに出てるのも大嫌いだし、出川さんがCMに出てるのもマジで許せない」などと発言。これが話題になるとネット上で出川に批判が殺到し、炎上状態となった。

「出川の所属事務所は『お騒がせしている事実はない』と否定コメントを発表しましたが、マリエは週刊誌やSNSで『私は嘘をついてない』と反論。真っ向から主張が食い違ったことで炎上がさらに拡大した。しかし、それ以降はマリエの方がトーンダウンしていったようにみられ、YouTubeで拡散されていた問題のインスタライブの映像に“削除依頼”を出すなど、一時は騒動の鎮静化を図るかのような動きがあった。

 一方、出川は5月13日に出演した『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で、ダウンタウンから騒動をイジられた際に『僕、100%言ってません!』と潔白を主張。さらに、出川は『これから事実が判明しますから』と意味深な発言もしており、出川サイドが名誉棄損で訴訟準備に入ったとの一部報道もあって、裁判になるのではないかと騒がれました」(芸能関係者)

 しかしそれ以降、出川・マリエの双方とも騒動に言及することはなく、いつの間にか幕引きムードとなっている。だが、出川のイメージが急落してしまった印象は否めない。騒動直後には、出川がアンバサダーを務めていた、経済産業省が電動車いすの普及を目的としたプロジェクトのサイトが突如閉鎖され、出川出演の動画も非公開となった。同様にCMにも影響があると思われていたが……。

「スポンサーから事実関係の確認はあったようで、もし問題があれば差し替えなどで対応する可能性もあった。しかし、変わらずに出演CMが大量に放映されたということは、スポンサー側が事務所からの説明に納得したということでしょう。『世界の果てまでイッテQ!』(同)などのレギュラー番組にも影響はなく、業界的に“シロ”と判断されたといえそうです。訴訟については、もし裁判になれば出川の方もスポンサー契約やイメージに影響があるでしょうから、取りやめたのでは……との見方が強い。マリエ側からもこれ以上の言及はなさそうですし、うやむやで終わりそうです」(前出)

 マリエに対しては、一部で「売名行為なのでは」と疑う声もあったが、騒動が原因で「著書の出版が頓挫した」とも報じられるなど、彼女も大きなダメージを負ったようだ。さらに「母親の東京都議選への出馬が取りやめになった」とも伝えられ、それも騒動の影響があったのではないかとささやかれている。告発には勇気がいる上に、そうしたリスクがあったことも考えると、いたずらに注目を集めようとして発言したとは考えにくいが……。
 
 結局、あの騒動はなんだったのか。出川が主張するような「事実」はこのまま明かされないままなのだろうか。

雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

さいきじゅん

最終更新:2021/07/08 06:00
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