松本人志は“枕営業強要”問題を笑いのネタにしかできない? 過去にも「お得意の体を使って」発言
#松本人志 #枕営業 #ボクらの時代
5月2日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)にダウンタウン・松本人志、さだまさし、泉谷しげるの3者が出演。宮本武蔵の『五輪の書』になぞらえた松本のお笑い論も話題を呼んだが、“枕営業”について言及する場面が波紋を呼んだ。
松本が「心の師匠」と慕うさだに誘われ、過去に一度2人きりで飲んだことがあるという話が明かされた際、泉谷が「俺は男同士で飲みたいタイプなのよ」とコメント。これにさだが「男同士が一番気が楽ですよね」と同意すると、泉谷は「だけどさ、ミュージシャンのほとんどは女がいねぇと機嫌が悪くなるわけよ」と切り出した。
すると松本は、「もう今となっては男同士のほうがいいですよね」「女の人が入るとややこしいですよ。また枕営業とか言われますし」と発言。スタジオは笑いに包まれたのだが……。
「具体的なことは何も言っていないものの、タイミングからいってマリエの告発を意識していたのは間違いないでしょう」(芸能誌記者)
マリエは、現在は芸能界を引退している島田紳助氏に15年ほど前、肉体関係を強要されたと4月4日のInstagram生配信で実名告発。その場にいた出川哲朗らが“後押し”したとも糾弾し、ネットを中心に大きな騒動となった。
この話題に対する松本の態度が一部で賛否を呼んでいるようだ。
「紳助さんがすでに引退しており、また事実関係も不明瞭なため、ワイドショーなどで取り上げづらいのはわかる。でもだからといって笑いのネタにするような話ではないでしょう。
レギュラーコメンテーターを務める『ワイドナショー』(フジテレビ系)でも、4月11日の放送で似たようなことがあった。ゲストのシソンヌ・長谷川忍が冒頭で番組出演への意気込みを見せた際、『マリエさんについて』と突然意見を求め、長谷川を慌てさせて“笑い”にしたんです。騒動について切り込むわけでもなく、笑いを取るためのネタにしたことにネット上では批判の声も上がりました」(同上)
松本は過去にも、“枕営業ネタ”を『ワイドナショー』で披露していた。2019年1月、当時NGT48のメンバーだった山口真帆が前月に自宅で暴行被害に遭ったことを告白した時のことだ。
1月13日の放送でこの問題が取り上げられると、ゲスト出演した指原莉乃は、NGT48の運営側の対応について「すべて間違っていた」と批判。しかし、これに松本らが“指原が運営側のトップに立てばいい”と論点のズレたことを言い出したため、指原は「トップに立つのは現状、おじさんたちっていうか……」「私が(トップに)立っても何も出来ないと思う」と反論した。すると松本は「それやったら、お得意のカラダを使ってなんかするとかさ……」と、まるで指原が枕営業をやっているかのような“冗談”を言い出したのだ。
「指原との関係性があった上での悪ノリだったのでしょうが、指原は『何言ってるんですか!? やばっ』とドン引き。しばらく松本はこの発言で炎上状態でした。そもそもが、男性2人が女性宅に押し入ったという暴行事件の話ですからね……」(同上)
その後、3月24日の放送でこの件が取り上げられた際は「ここで変に茶々を入れたら、俺また炎上する」と松本は自虐に徹していた。今回の『ボクらの時代』での発言は、ついつい入れてしまった“茶々”ということなのだろうか。
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