横浜流星の主演で『嘘喰い』実写映画化! 原作ファンが危惧する「ヒロイン・白石麻衣」と「ベッドシーン」報道
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シリーズ累計880万部突破のギャンブル系人気バトル漫画『嘘喰い』の実写映画化が決定し、横浜流星が主演を務めることが2日に発表された。初の実写化にファンの期待が高まる一方、これに先立って一部で報じられていた「ヒロインの女組長役に白石麻衣」「ベッドのシーンがある」という内容に不安の声も集まっているようだ。
同映画は、迫稔雄氏が2006年から2018年にかけて「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載した人気コミックの実写化。「対戦相手のブラフ(嘘)を見抜いてすべて喰い尽くす」ことから「嘘喰い」(うそぐい)と呼ばれる伝説のギャンブラー・斑目貘(まだらめ・ばく)が、日本の闇社会を牛耳る会員制ギャンブル組織・倶楽部「賭郎」で頂点を目指す。
公開は来年2月を予定しており、発表に伴って主演の横浜が銀髪&白スーツ姿で貘になりきっているティザービジュアルが披露された。また、映画『リング』『スマホを落としただけなのに』などのヒットで知られる中田秀夫監督がメガホンをとることも発表されている。
これにネット上では「貘のビジュアルが思った以上にイイ!」「漫画実写化では珍しく納得のいくキャスティング」「他のキャストも気になる」「中田秀夫監督なら面白く仕上げてくれそう」などと、早くもファンの期待が高まっている。
もっとも、人気漫画の実写化に対する懸念の声も少なくない。配給がワーナー・ブラザースであることにも注目が集まっている。
「ワーナーによる人気漫画の実写化といえば、『るろうに剣心』や『銀魂』こそシリーズ化されるほどの成功を収めたが、『テラフォーマーズ』『鋼の錬金術師』『ジョジョの奇妙な冒険』『BLEACH』など振るわなかった例も多く、大規模な宣伝もあって“大コケ”のイメージも強い」(芸能記者)
そして、それ以上にネット上で不安視されているのが「ヒロイン」の存在だ。
実は『嘘喰い』の実写映画化は、4月下旬の時点で「週刊新潮」(新潮社)によって報じられていた。同記事では、横浜が主演を務めるという情報と共に、元乃木坂46の白石麻衣が“ヒロイン”として、武闘派暴力団「鞍馬組」の女組長・鞍馬蘭子を演じるとしている。さらに、同記事では「横浜流星演じる貘と蘭子が『ベッドで向き合う』場面がある」とも記されていた。
「原作の蘭子に『ヒロイン』という印象は一切なく、記事にあった『貘と蘭子がベッドで向き合う』というシーンも原作ファンからすると首をかしげたくなる。また、ぶっ飛んだ蘭子のキャラクターと白石のイメージはあまりにかけ離れています。この記事内容に対し、原作がギャンブラー同士の心理戦やバイオレンス中心で殺伐としているため、設定を変えて強引に恋愛要素を入れるのでは……と、多くの原作ファンが不安を覚えた。今回、横浜さんの主演が発表されたことで記事の信憑性が高まり、ふたたびファンが“原作改変”を危惧してざわついています」(同上)
新潮の報道後、作者の迫氏は5月2日付の自身のTwitterで、原作における蘭子と専属立会人の「クイーン」こと最上妙子の“女性同士のベッドシーン”の画像を投稿しながら「これの事か!?」とツイート。作者ですら「蘭子と貘のベッドシーン?」と、記事内容を不思議がっているのではと思わせた。
これまでも、多数のコミック実写化企画で設定やストーリーが“改変”され、そのたびに原作ファンの嘆きの声があふれた。『嘘喰い』は今も熱狂的ファンの多い名作であるだけに、待望の実写化で同じ轍を踏んでほしくないものだ。
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