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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 今田美桜、出演作コケても高評価

今田美桜、漂う「次世代ヒロイン大本命」感…出演ドラマ“大コケ”でも視聴者と業界から高評価の「CMクイーン」

『恋はDeepに』公式Instagramより

 9日に最終回を迎えた、石原さとみと綾野剛のダブル主演ドラマ『恋はDeepに』(日本テレビ系)。このドラマのその後を描くスペシャルストーリー『恋はもっとDeepにー運命の再会スペシャルー』が16日に放送された。

 多くのファンから感動したとの声が上がった一方、業界内では低視聴率などが原因で「大コケ」と評されてしまった今作。しかし、レギュラー出演していた今田美桜の評価はうなぎ上りになっているという。

 同ドラマは、石原と綾野が初共演する純愛ラブストーリーとして期待を集めたが、石原演じるヒロイン・渚海音が「人魚」というファンタジー設定が賛否を呼び、脱落者も続出。TVerの再生回数ランキングでは上位入りするなどコアなファンを獲得した面もあったが、オリコングループによる「ドラマ満足度ランキング」では一度もトップ10入りすることなく、視聴率も最終回の世帯平均視聴率は8.1%、個人視聴率は4.4%と厳しいもので、成功したとは言い難い結果になってしまった。

 だが、その一方でネット上の視聴者からは「今田美桜ちゃんの演技めっちゃよかった」「この設定ならヒロイン役は今田美桜で観たかった」「今田美桜ちゃん、ありあまる演技力とかわいい顔面……泣くシーンが特に良かった」などといった声が続出。今田を評価している視聴者が想像以上に多いようだ。

「今田さんは、ヒロインと同じ海洋大学の特任研究員で良き相談相手となっていた宮前藍花を好演。あくまでメインは石原さんと綾野さんでしたが、それに負けない存在感と旬の若手らしいキラキラ感で視聴者のハートをつかんだ。ドラマが大コケになってもノーダメージどころか、逆に演技の評価と今後の期待感を高めたといえそうです」(芸能記者)

 同じように、ドラマが“大コケ”してもまったくダメージを受けなかったのが浜辺美波。今作と同じ枠で前クールに放送されていた『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』で主演の菅野美穂の娘役を演じ、ドラマ自体は不評が目立ったものの、出演後の彼女はむしろ勢いを増している。

 エンタメ情報サービス「ciatr」を運営するvivianeがドラマ好きの男女500人を対象に5月に行った「次に朝ドラヒロインをやってほしい女優は?」というアンケート結果では、浜辺が1位、今田が2位という順位だった。

「業界人はもちろん、視聴者もこの2人が『次世代ヒロインの大本命』と直感している。広告業界での人気からもそれは明らかで、ニホンモニターによる『2020タレントCM起用社数ランキング』に2人ともランクイン。特に今田は昨年14社に起用され、広瀬すずと並んで女性1位となった“CMクイーン”でもある。いい作品にめぐり合えれば、一気に国民的ヒロインの座に駆け上ることになるでしょう」(同前)

 今田の場合、浜辺に比べるとまだ主演の経験が少ないため、「主演作が観たい」という期待が高まっている面もあるようだ。

 映画初主演となった『カランコエの花』(2018年)は39分の短編ながら数々の賞に輝くなど高く評価され、監督の中川駿から「演技力のほか頭のよさ、理解力が飛び抜けていた」と絶賛されていた今田。7月9日公開予定となる話題の映画『東京リベンジャーズ』ではヒロイン役を務めているほか、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』では第2部・東京編に出演することも決まっており、注目度は増す一方。浜辺とどちらが先に「次世代ヒロイン競争」から抜け出すのか、今後も目が離せない存在だ。

雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

さいきじゅん

最終更新:2021/09/18 21:38
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