倉持由香、出産費用「約100万円」で領収書を三度見…「分娩費用は保険適用して」と訴え議論に
#出産 #倉持由香
「尻職人」の愛称でも知られるグラビアアイドルの倉持由香が、第1子の出産費用が想定以上に高くついたとし、「分娩費用は保険適用してほしい」と訴え、ネット上で反響を呼んでいる。
倉持は1日、夫のプロゲーマー「ふ~ど」との間に授かった男の子を出産。11日に母乳外来のために病院を再訪し、その時に出産費用の支払いをしたそうだが、想像以上に高額だったために「三度見くらいした」という。
倉持が公開した領収書の画像などによると、分娩料が54万円、和痛(陣痛の痛みを和らげる麻酔法)代が約18万円、個室使用料が約17万円。加えて、土日夜間に10分間隔の痛みが来て入院したものの、お産が進まずに帰ることになった際の入院費などもかかり、総額およそ100万円に。
倉持は思わず「これって、ここから出産一時金引かれますか……?」と会計カウンターまで聞きにいってしまったそうだが、残念ながら一時金の42万円を差し引いた上で、約100万円の支払いが残っていたようだ。
倉持は、事前にTwitterで「都内でも一時金以内で収まりましたよ!」「フレンチフルコース食べたりしたけど60万くらいでした~」といった声が寄せられていたため、あまり調べずに都心の大学病院への入院を決めてしまったという。
しかし今回の件で地域や病院によってかなり差があるとわかったようで、倉持は「各病院の分娩費用をリストにして検討するのがいいのかもしれません」「そもそも家を決める時に病院もチェックしておくべきなのかな……」と、これから妊娠を考えているカップルや夫婦に、事前の下調べが重要であるとアドバイスしている。
さらに倉持は「個室代は仕方ないとして、分娩費用は保険適用して欲しいなあ~と思います」「そうしたら少子化問題も改善されるのでは……!?」と提言。これまであまり芸能界でみられなかったリアルな出産事情を赤裸々に語り、問題提起をしたことで大きな反響が巻き起こっている。
ネット上では「保険が使えないかわりに出産育児一時金があるのでは?」「事前にちゃんと調べてないし、個室代や和通などのオプション付けてるから本人の責任でしょ」と、倉持の言い分はおかしいという意見も少なくないが、一方で、「高い……国はこの問題に真剣に取り組まないといけないですね」「都心で個室だと本当に高くなる」「都内は高いから里帰り出産する人も多いんだよね」「安い病院だと家から車で一時間とかになって不便だったりタクシー代かさんだりする」「一時金があっても足が出ること多いのは問題かも」といった声も寄せられており、議論を呼んでいるようだ。
「倉持さんが言うように地域差は大きい。国民健康保険中央会によると、平成28年度の正常分娩分の平均的な出産費用は、全国平均が50万5,759円なのに対し、東京都は62万1,814円で、都道府県別でもっとも高い。一番安い鳥取県は39万6,331円で、地域の違いで20万円以上の差があります。また、都内でも郊外と都心、大学病院と地域密着型の助産院など、条件によって大きく差がある。初めての出産だと病院選びまで気が回らないことがあるため、倉持さんのような発信力のあるタレントが出産の費用面にまで言及し、関心を高めたことには大きな意味があると思います」(医療関係者)
ネット上では「こうすれば補助金が出るのでは」「民間の医療保険に入っていればお金が出るかも」といった情報も続々と寄せられている。出産費用は当事者にならないとあまり考えない話題であるだけに、倉持の今回の投稿は価値ある問題提起になったといえそうだ。
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