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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 喜劇人・小松政夫の“凄味”

芸能生活52年「もうセリフが覚えられない」でも存在感だけで魅せる喜劇人・小松政夫の“凄味”

komatsumasao04s13.jpg『伊東四朗&小松政夫 エニシング ゴーズ』竹書房

「もうセリフが覚えられないというのは業界中に知れ渡ってますよ。いろんな現場でカンペを用意して、なんとか頑張ってるという印象ですね……」(芸能事務所関係者)

 先日、芸能生活52年で初めてミュージックビデオに出演したことが話題になった、俳優の小松政夫。都内のクラブで撮影に臨み、カウンターでグラスを傾ける場面などを収録した。

「最近はテレビよりも舞台を中心に活動していますが、舞台も以前に比べてセリフの量は減ってるそうです。やはり、寄る年波には勝てないようです」(舞台関係者)

 実際、ドラマ関係の仕事は昨年の夏に『孤独のグルメ 真夏の博多出張スペシャル』(テレビ東京系)に出演したのみ。

「このシーンでも、ほとんどセリフはありませんでした。ただ、存在感というか、表情で上手に演技をしていたのが印象的でしたね。あれだけ表情で喜怒哀楽を表現できる人はなかなかいないので、今後もああいった形でのオファーはあるんじゃないでしょうか。セリフが多い役のオファーは、もうほとんどなくなると思いますよ」(テレビ局関係者)

 御年73才。まだまだ元気な姿を見せてほしいところだ。

最終更新:2015/04/13 19:52
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