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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > ザイル売れ行き不調の原因は高齢化?

EXILEニューアルバムが売れ行き不調で“高齢メンバーの処遇”問題も浮上!?

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 EXILEが約3年ぶりのオリジナルアルバム『19 -Road to AMAZING WORLD-』(rhythm zone)を3月25日に発売。初週に6作連続通算16作目となる首位を獲得し、アルバム通算首位獲得数記録がKinKi Kidsと並んで歴代2位となったことで話題を呼んでいる。

 しかし、売り上げ枚数は20.4万枚と、初週35.0万枚を記録した前作『EXILE JAPAN/Solo』と比べて大幅ダウン。さらに、2週目となる今週は3位まで順位を下げてしまった。


 国民的バンドであるサザンオールスターズと、熱狂的なファンを抱える韓流グループ・SUPER JUNIORの派生ユニットSUPER JUNIOR DONGHAE & EUNHYUKという強敵が相手だったとはいえ、落ち目であることを感じさせる結果だ。レコード会社関係者はこう話す。

「今は派生ユニットのほうが好調ですね。E-girlsはダンス必修化の影響もあってか、中高生女子のファッションアイコンとしての地位を築いています。三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEは音楽性も評価されていますが、アイドル的な人気も高い。EXILE本体の人気が低迷している原因はシンプルに、古くからいるメンバーの高齢化と、それにともなって新規ファンが獲得できていないことでしょう」

 今作の「豪華盤」には、HIROのパフォーマー引退から現在までに密着した74分もの長編ドキュメントが付いているが、ネット上の反応を見ると「HIROはもういい」「興味ない」など冷ややかなコメントが目立つ。HIROがトップに君臨し、時に宗教的とも揶揄されるEXILEだが、ファンは意外と冷静に見ているようだ。

「関係者の間でもEXILE本体のプライオリティが下がっているようです。そこで問題になるのが、高齢メンバーの処遇。MAKIDAIや松本利夫(旧名・MATSU)、USAらはそれぞれ俳優やダンスプロジェクト、DJなど個人活動をしていますが、俳優業はいまいちですね。とくに松本が主演した『ビンタ! ~弁護士事務員ミノワが愛で解決します~』(2014年・読売テレビ)は酷評の嵐だった。AKIRA主演の『GTO』(同、関西テレビ)は一部で“ハマり役”という評価もありましたが、視聴率では大惨敗。タレントに転向するほどのトーク力もないので、EXILEのパフォーマーを引退した後に表舞台で活躍するのは難しいのでは……と業界ではささやかれています」(同)

 近年、若者の間でダンス人気が高まっており、所属事務所・LDHが運営するダンススクール事業は好調だといわれている。いつかは現メンバーも、スター講師として活躍する日が来るかもしれない。
(文=時任梨花)

最終更新:2015/04/13 12:10
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