『マイファミリー』新たな誘拐事件発生! 謎が謎を呼ぶ怒涛の展開に大反響
#マイファミリー
二宮和也主演のTBS日曜劇場『マイファミリー』第4話が5月1日、放送された。物語のメインテーマと思われていた鳴沢家の娘が誘拐された事件は、第3話で無事に娘が救出されるも、犯人が誰なのかわからないまま、取り逃がしてしまうというかたちで終わった。「新章」となった第4話では、新たな誘拐事件が発生。視聴者からは「展開が読めない」「深すぎる」との声が続出したが、このまま物語は思いもよらぬ方向に加速していくのだろうか。
学生時代の友人である三輪(賀来賢人)と東堂(濱田岳)の協力もあり、娘の友果(大島美優)をなんとか救出した温人(二宮和也)と未知留(多部未華子)の鳴沢夫婦。ひとまず事件が解決し平和な生活を取り戻しつつある鳴沢家だが、友果は後遺症で苦しむなど、事件で受けた傷は癒えてはいない。そんな中、誘拐から約1年後というタイミングに、何者かによって事件の暴露本が出版された。さらに、温人のもとにまた友果誘拐事件の犯人から電話が来る。今度は三輪の娘・優月(山崎莉里那)を誘拐したと告げ、さらに交渉人に温人を指名してきた。三輪は3年前に離婚をしており、弁護士として稼げていないことを温人に打ち明け、5億円の身代金を貸して欲しいと頼む。三輪が暴露本を書いたのではと疑っていた温人に、三輪はこれを認め、それを聞いて温人は、金は貸すが、「俺ができるのはここまでだ」と、交渉人の役目は負わないと告げる。
しかし翌日、温人の用意した5億円を受け取りに来た東堂(濱田岳)は、暴露本を書いたのは本当は自分だと打ち明ける。実は、5年前に東堂の娘・心春が誘拐されており、いまだに解決していない。友果誘拐事件の犯人が、自分の娘を誘拐した犯人と同一人物だと信じている東堂は、犯人をあぶり出したい一心で暴露本を出したのだ。それを知った温人は、自分の家族を守るために事件とは距離を置きたい気持ちと、友人の娘を救いたい気持ちの間で揺れる。犯人が指定した18時になり、犯人から三輪の携帯電話に電話が来るが、犯人が交渉人として指名した温人はその場にいない。犯人は「(温人を出せないなら)優月さんを殺します」「いますぐ鳴沢さんを出してください」と告げ、無情なカウントダウンを行う。残り2秒というところで温人が駆けつけ、交渉人を引き受けるのだった。
新たな誘拐事件発生と衝撃的な真実の発覚は「新章スタート」にふさわしい展開だった。今回も息つく暇もない怒涛の展開で、視聴者からは「あっという間の1時間」「毎回心拍数上がる」といった感想が寄せられている。誰が本当のことを言っているのかわからない展開が定番になりつつあり、東堂が真実を語るシーンでは、SNS上で「三輪、疑ってごめん」「三輪やっぱり良い奴」という声も多数上がった。温人、三輪、東堂が全員誘拐事件の被害者という状況に、それぞれの立場を思うと胸が痛くなるシーンも多かった。
次回予告では、「私たちは完全誘拐を実現するファミリー」との犯人のセリフが出て、背筋が寒くなった視聴者もいるだろう。主演の二宮は、同局の『王様のブランチ』でのインタビューで「これから犯人側の想いも乗ってくる」とも語っており、犯人の人物像や、一連の誘拐事件の真相も薄皮をめくるように徐々に明らかになっていくのだろうか。執念深く捜査を続ける刑事の葛城(玉木宏)の動きも気になる。第5話で折り返しとなりそうな『マイファミリー』だが、中盤以降もますます目が離せない作品となりそうだ。
■番組情報
日曜ドラマ『マイファミリー』
TBS系毎週日曜21時~
出演:二宮和也、多部未華子、賀来賢人、高橋メアリージュン、迫田孝也、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)、山田キヌヲ、渡辺邦斗、藤間爽子、松本幸四郎、富澤たけし(サンドウィッチマン)、大友康平、神野三鈴、大島美優、濱田岳、玉木宏
脚本:黒岩勉
主題歌:Uru「それを愛と呼ぶなら」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽:大間々昂
プロデューサー:飯田和孝、渡辺良介(大映テレビ)
スーパーバイジングプロデューサー:那須田淳
協力プロデューサー:大形美佑葵
演出:平野俊一、田中健太、宮崎陽平、富田和成
製作著作:TBS
公式サイト:tbs.co.jp/myfamily
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