山田涼介『ビリオン×スクール』木南晴夏との掛け合い話題も心配される “危機”
#ビリオン×スクール
Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務めるフジテレビ系ドラマ『ビリオン×スクール』が、7月5日にスタートした。日本一の財閥企業のトップで、億万長者の加賀美零(山田)が、自らの正体を隠して私立絵都学園3年0組の担任教師となり、財力とテクノロジーを駆使してさまざまな問題に挑んでいくオリジナルストーリーだ。
第1話では、事前に明かされていなかったキャストとして、学園の用務員役で神木隆之介が登場。山田と神木、そして英語教師・光井ひかる役の志田未来の3人は、堀越高校の同級生。2006年にスペシャルドラマが放送され、2007年に連続ドラマが放送された日本テレビ系『探偵学園Q』で共演した仲でもあり、旧知の3人の再集結に多くの視聴者たちが歓喜した。
クライマックスにはアクションシーンもあり、過去の人気学園ドラマ『GTO』(フジテレビ系)や『ごくせん』(日本テレビ系)を彷彿とさせる部分も多い『ビリオン×スクール』。ファンからはキャスティングに大きな期待の声があがるなか、山田演じる加賀美とその秘書兼3年0組の副担任・芹沢一花(木南晴夏)との軽妙な掛け合いにも絶賛の声が殺到した。
まるで漫才コンビかのような息ぴったりの2人に、《山田くんギャグ線高い役ハマりすぎてる》《山田くんと木南晴夏ちゃんの掛け合い最高》《木南さんの使い方が秀逸》など高評価をするファンが多い一方で、業界内では“何ごとも起きないように”と祈るような声もある。どういうことか。
思い出されるのは、6月21日に都内で開催された映画『おいハンサム!!』の初日舞台挨拶でのことだ。登壇した木南が、映画にタイトルにちなんで身近で感じた「おい〇〇!!」というお題でエピソードを披露するコーナーにて、「おいロケ弁!!」として、撮影現場でのロケ弁当のクオリティーが下がっていることを暴露した。木南曰く、4つに区切られている弁当容器の2枠をごはんで埋めて、残りの2枠にソーセージと漬物しか入っていない、といったことがあったという。
「木南さんはあくまでもリップサービスで、“おもしろエピソード”として話したのでしょうけど、ネット上では《サラリーマンは自腹で昼食を買うんだよ。用意してもらえるのはありがたい。嫌なら自分で買いなさい。食べ物にケチつけるなよ》《何様?》など、お弁当を用意しているスタッフに対する配慮がなさすぎるとの指摘も多くあがりました。
もちろん、なかには《そりゃモチベーションは上がらない》《お題に対して回答しただけ》と木南さんの擁護もありましたが、実際にいろいろな撮影現場での予算が削られているし、ロケ弁が簡素になっているのは事実。木南さんがどの現場かを具体的に明かしたわけではないのですが、舞台挨拶があったのが『ビリオン×スクール』の撮影をしていた時期とかぶる。シャレにならない話ではあります」(テレビ局関係者、以下「」内同)
昨今、木南の動向を追っているネットユーザーはよくも悪くも以前よりも増えている。というのも、実写映像化に関するトラブルがあった日本テレビ系『セクシー田中さん』の主演が木南だったためだ。
「『セクシー田中さん』については日本テレビ側に大きな問題があったと考える人が多く、木南さんに非があるというわけでは決してないものの、大きく注目されるようになりました。ファンだけを対象にする場なら許されるかもしれないのですが、そうじゃない状況の中の“ロケ弁発言”は多少不用意だったと言わざるを得ない。
結局、ファン以外にも広く注目されるようになればなるほど、本来の言動意図と違う形で飛び火することがあるということです。今後木南さんの何らかの発信がきっかけで、ドラマに飛び火しないといいのですが」
“自由”な木南とは対照的に、主演の山田涼介は空気を読んで行動するタイプだ。
「バラエティー番組でも、その場の空気に合わせてイジラレ役になるのが山田さん。『ビリオン×スクール』でも座長として、心地よい現場作りに励んでいると思います。それこそ山田さんが自腹でロケ弁を差し入れするなんてこともあるのでは」
旧ジャニーズ事務所のタレント主演ドラマでは、そのタレントが所属するグループの楽曲が主題歌となることが多いが、『ビリオン×スクール』ではAdoの「ルル」が主題歌。Hey! Say! JUMPの新曲発表を期待していたファンたちからは落胆の声が聞こえてくる。
「山田さんは主演クラスの俳優として活躍できているものの、ほかのメンバーの活動ははっきりいって物足りない。山田さんファンはよくても、ただでさえグループのファンにとってはやきもきしているところに、有岡大貴さんと松岡茉優さんの結婚です。今後メンバーの結婚が続いていくのではないかと気をもんでいるファンは少なくありません。責任感の強い山田さんですから、自分の活動が充実すればするほどグループの存在感が薄れていく状態はもどかしいでしょう」
水面下でさまざまな不安要素が渦巻く『ビリオン×スクール』と山田涼介。それらを拭い去るためには、ドラマが大ヒットするしか道は残されていないが、果たして。
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