木村拓哉『Believe』たった3話であっさり逃走に「プリズン・ブレイクを見習え!」
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木村拓哉主演のドラマ『Believe―君にかける橋―』(テレビ朝日系)第3話が5月9日に放送され、世帯平均視聴率が9.6%を記録したことがわかった(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。
本作は木村演じる大手ゼネコンの土木設計部長が刑務所に収容される困難に見舞われながらも、希望と再生の道を模索するストーリー。天海祐希、竹内涼真、斎藤工、小日向文世、上川隆也、北大路欣也といった豪華キャストが脇を固めて注目を浴びていたが、視聴率は右肩下がりとなっている。
「一部報道によると、木村はテレビ局や広告代理店が作成した最新のデータにて、潜在視聴率が旧ジャニーズタレントの中で最下位だったといい、中でも妻・工藤静香の“アンチ”が多いF2層(35~49歳の女性)からの支持が壊滅的に落ち込んでいるのだとか。過去のデータ解析から、潜在視聴率が低いタレントの主演ドラマは視聴率が失速する傾向にあることがわかっているのですが、案の定、『Believe』についても初回の11.7%、第2話の10.1%から右肩下がりとなってしまった。第3話は竹内が目立つ回ではありましたが、木村には“視聴率男”と呼ばれた以前のパワーがなくなっている印象です」(テレビ誌ライター)
また、作中では第3話にして早くも木村が脱走に成功したが、これについても視聴者から、「もう少し用意周到に脱獄するのかと思っていた」「すぐ捕まりそう」との失笑と共に、「プリズン・ブレイクを見習え!」という声まで飛び交う始末だ。
「『プリズン・ブレイク』は2005年から2017年にかけてシーズン5まで制作され、日本でも社会現象になったアメリカの人気脱獄ドラマシリーズです。同作では、シーズン1の全22話をまるまる使って用意周到に準備を進めた主人公のリアルすぎる脱獄劇に世界中の視聴者がクギ付けとなりました。しかし、『Believe』は刑務官の“全面協力”により、木村はあっさり逃走するという非現実的な展開に。それ以前に、ネット上では木村が脱獄する動機がいささか弱いと感じている人が多く、視聴率がブレイクしきれない要因になっているように思えます」(前出・テレビ誌ライター)
莫大な制作費を誇る『プリズン・ブレイク』と比較すること自体野暮なことだろうが、こうしてツッコミを入れながら見ることも、このドラマの醍醐味なのかもしれない。
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