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男闘呼組のラジオ番組、突然の終了とスポンサー、そして紅白出場の行方

男闘呼組のラジオ番組、突然の終了とスポンサー、そして紅白出場の行方の画像1
男闘呼組公式サイトより

 8月に解散した元ジャニーズ事務所の4人組バンド・男闘呼組のメンバーを中心に結成された新バンド・Rockon Social Clubが出演するTOKYO FMのラジオ番組『ROCKON TIMES』が9月30日で終了することが同24日の放送で発表された。

 同バンドは男闘呼組のメンバーだった成田昭次、高橋和也、岡本健一、前田耕陽に加えて、プロデューサーでベーシスト・寺岡呼人、ドラマー・青山英樹の6人で今年1月に結成。昨年7月に29年ぶりに復活し、1年間限定で再活動していた男闘呼組と、同時進行で新バンドもライブなどで活動し、そのラジオ番組は今年5月に放送スタートしていた。

 24日放送で高橋が「来週30日の放送が最終回となります」と発表。「5月6日にスタートして約5カ月間、あっという間でした。すごく寂しいです、正直。もっと続けたかった」と口にした。

 番組の公式SNSでも《突然のお知らせで驚いた方も多いと思いますが来週が最終回となります》と発表したが、終了の理由などは明かされなかった。

「同枠は『KURE 5-56』などを製造する呉工業の1社提供。同社は新バンドのライブなどで冠スポンサーを務め、成田をCMに起用するなど関係が深かった。周知の通り、ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川元社長の性加害問題をめぐり、所属タレントの広告起用を見合わせる企業が続出。その影響で、所属タレントが主演する来年放送の複数のドラマの制作がストップしていることが報じられているが、今後、ラジオ番組にもその影響が及びそう。男闘呼組のメンバーたちが出演していたラジオにもその余波が及んでしまったという見方もある」(広告代理店関係者)

 男闘呼組といえば、ジャニーズの性加害問題が騒動になってからの今年5月25日に全国ツアーの名古屋公演を開催。その際、高橋は「俺たちは昔ジャニーズだったことに誇りを持っている。俺たちの名前『男闘呼組』をくれたのもジャニーズだ」と断言。

 さらに、「いろいろなことを言う人たちがいるけど、それで傷ついている人間もいる。俺たちはこれからもジャニーズを応援するし、皆にも応援してほしい」とファンに呼び掛けたが、この発言だと〝擁護派〟と受け取られてしまってもおかしくないかもしれない。

「今年の6月にはNHKの音楽番組『SONGS』に初出演。そのため、大晦日の紅白歌合戦には1989年以来、34年ぶりの復帰を果たす可能性が浮上していたが、先日NHKがジャニーズ所属タレントは今後「新規の出演依頼は当面行わない」とし、所属タレントの紅白出場に対して慎重な姿勢を見せた。おそらく、現在は所属していないにせよ、男闘組呼を復帰させるというNHKの選択肢は消えてしまったかもしれない。彼らがツアーの公演でジャニーズに対して批判的な発言をしていれば状況は変わっていたかもしれないが……」(芸能記者)

 元ジャニーズというだけで、すっかりとばっちりを受けてしまったようだが、ほかの元ジャニーズタレントたちにも少なからず余波が及びそうだ。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/09/28 11:00
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