夏帆、心震える手話での熱演に『silent』の視聴者喝采「夏帆の演技」トレンド入り
#夏帆
女優の川口春奈の主演で、Snow Manの目黒蓮が相手役を務めるドラマ『silent』(フジテレビ系)の第6話が10日に放送され、世帯平均視聴率7.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同)で前週と同じ番組最高タイを記録した。放送中はSNSで話題沸騰となっていたが、今回もっとも視聴者の喝采を浴びたのは川口でも目黒でもなく夏帆だった。
同ドラマは、主人公の青羽紬(川口)が難病によって聴力をほとんど失った元恋人・佐倉想(目黒)と8年の時を経て、音のない世界でもう一度“出会い直す”純愛ストーリー。視聴率はそれほど高くないものの、第4話がTVerで単話歴代最高の582万回再生を叩き出すなどネットを中心に爆発的な人気を獲得している。
放送中は川口や目黒に関連したワードがTwitterでトレンド入りするのがお決まりだったのだが、第6話では「夏帆の演技」がトレンド入りした。夏帆が演じるのは、大学時代に聴力を失っていったことで孤立した想に寄り添い、手話を教えてあげた奈々。奈々は生まれつきのろう者という役柄で、これまで一度もセリフを発したことがない。
第6話では、想に思いを寄せる奈々の切ない心情が描かれた。かつて想は「奈々と手話だけで話せるようになりたくて手話を覚えた」「下手でも奈々にだけ伝わればいい」と明かしていたが、想は再会した紬と親密になっていく。そんな状況に心を乱した奈々は紬と対面し、彼女が想から手話を教わっていることを知る。奈々は手話をする手を震わせながら「プレゼント使い回された気持ち。好きな人にあげたプレゼント、包み直して他人に渡された感じ」と、悲痛な表情で思いを訴えた。
この時の夏帆の演技にSNS上では、「夏帆の演技すごすぎてボロ泣きです」「表情や身振り手振りだけでこんなに感情が伝わってくるなんて」「切なくて悲しくて苦しくて……こんなに感情を揺さぶられる演技は初めて」などと称賛の声が殺到した。以前から「夏帆の手話がうますぎる」などと一部で話題になっていたが、今回の演技は多くの視聴者を感嘆させたようだ。
先日、本田翼の主演ドラマ『君の花になる』(TBS系)の放送中に「本田翼の演技」が悪い意味でトレンド入りしたことが騒がれたが、今回の「夏帆の演技」のトレンド入りはまったく正反対で、そういう意味でも話題になっている。
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