爆笑問題・太田光、改めて「旧統一教会寄り」を否定も…教団が「信頼できる人」として信者に紹介
#太田光 #サンジャポ
噴出する世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題に関して「教団擁護派」ではないかと指摘されている爆笑問題の太田光が2日、MCを務める情報バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(TBS系、以下サンジャポ)に出演。「僕は(旧統一教会を)助けるつもりはない」「白黒はっきりさせちゃうことに恐怖心がある」などと釈明したが、教団内で「信頼できる人」として扱われているとの情報が飛び交ったことで、物議を醸している。
番組では、2ちゃんねる開設者の「ひろゆき」こと西村博之氏が「『ひるおび!』と『ミヤネ屋』(日本テレビ系)が統一教会に訴えられて、なんで『サンジャポ』が訴えられてないの? それは統一教会にとって、そのまま続けてほしいからだと思うんですね、太田さんが今のやり方をずっと続けてくれるのは、統一教会にとってはすごくラッキーなんだと思う」と指摘した。
旧統一教会は、同教団を糾弾している『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)と『ひるおび!』(TBS系)に出演する一部の弁護士と局に対し、9月末に名誉棄損で民事訴訟を起こしている。同じく大きく時間を割いて旧統一教会問題を扱っているはずの『サンジャポ』が、そこに含まれていないことについて、ひろゆき氏は太田の発言が教団に好都合だからではないかと推測したようだ。
これに太田は「僕は助けるつもりはないですよ、統一教会を」とキッパリ反論。続けて「我々は、それぞれの意見を聞かないとわからないと思うから、こっちの意見はどうですかってお伺いを立てたい。それが統一教会寄りの意見である場合もある。今の報道っていうのは白か黒にしたがるけど、これは白か黒かでは語れない問題だから。白黒はっきりさせちゃうことに対する恐怖心というか、懸念が僕の中にある」と、一連の言動の真意を語った。
しかし、即座にデーブ・スペクターが「これは白黒で語れる問題なんですよ」と一刀両断。「家族の苦しみを目にしたら、太田さんはそんな言い方はしないと思う。専門家になる必要はないけど、問題について意見を述べるのであれば太田さんは(実情を)知らなさすぎる」と苦言を呈した。
長年カルト問題に取り組んでいるジャーナリストの有田芳生氏も、太田が洗脳された信者を取り戻そうとする家族らの行動について以前番組で「拉致して監禁して閉じ込めたり」といった表現を使ったことに対し「子どもを救おうとする親御さんの努力を『拉致・監禁』というのは旧統一教会の主張と同じなので、そういう表現はやめてもらいたい」と諭した。
だが、太田は集中砲火を受けても「いい人、無垢な人がいまも信者にいる」「テレビが悪だと決めつけていいのか」と意に介していない様子で、これまでのスタンスを崩すつもりはないようだった。
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