『ちむどんどん』40年ワープ&お粗末メイクで最終回も大荒れ…それでも「ロス」が心配されるワケ
#ちむどんどん
黒島結菜が主演したNHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』が30日に最終回を迎えた。ラストで約40年が経過する急展開や雑な「老けメイク」などにネット上でツッコミが殺到し、最後の最後まで荒れまくりになった。
今作は、黒島演じるヒロイン・比嘉暢子が故郷・沖縄の食に夢をかけ、料理人として成長していく物語。暢子をはじめ、姉の良子(川口春奈)、妹の歌子(上白石萌歌)、トラブルメーカーの兄・賢秀(竜星涼)の4兄妹を中心にしたドラマが描かれたが、登場人物たちの理解しがたい言動やストーリー展開に批判が相次ぎ、炎上が頻発していた。
29日の回では、最終回まであと1話というところで歌子が病に倒れて意識を失い、オープンしたばかりの暢子の店「やんばるちむどんどん」も休業するという超展開に。完全に視聴者の予想を超えてきたことで「すごい最終回になるのでは」「評価が一変するかも」と期待を集めていた。
ところが、30日の最終回では暢子、賢秀、良子が海に向かって「おとーちゃーん、歌子を助けてちょうだーい!」と亡き父に向かって叫ぶと、ニライカナイから父の声が届き、医者すらサジを投げたはずの歌子が奇跡的に覚醒。家族の絆が描かれたともいえるが、ストーリー的には歌子が倒れたことに大きな意味はなく、病名すら明かされなかったことで、ズッコケる視聴者が続出した。
さらにラスト10分、突然「202X(令和X年)」と一気に約40年が経過。母・優子(仲間由紀恵)の誕生日パーティーに家族が集合すると、4兄妹らは白髪姿になっていた。お世辞にもリアルなメイクとはいえなかったことで、SNSでのツッコミ量は最高潮に。「老けメイクがコントのレベル」「主役の黒島結菜の老けメイクが一番ひどいの可哀想」「ハロウィンの仮装と大差ない」といった声が飛び交った。
また、後日談はナレーションで「歌子は民謡歌手として、たくさんレコードを出しました」「智は歌子の歌手活動を支えています」「暢子の『やんばるちむどんどん』は大繁盛」などと説明され、かなり強引なフィナーレという印象に。本作は「沖縄に生まれ育ったヒロインと兄妹たちの50年の歩みを見つめる」とのうたい文句だったが、約40年が飛ばされたことで「実質的に描いたのは10年くらいでは」というツッコミも相次いでいる。
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