ほうか、ユッキーナ、TKO、ジャガー横田の夫…芸能界“木下の沼”から這い上がれるのは？

　タレントの木下優樹菜、お笑いコンビ「TKO」の木下隆行、ジャガー横田の夫のタレント医師・木下博勝、そして俳優の木下ほうかと、芸能界の“木下軍団”が相次いでトラブルに見舞われ、こぞって窮地に追い込まれている。

「最初に騒動になったのはユッキーナです。2018年、実姉が勤めていたタピオカ店の経営者を恫喝して大騒ぎになり、その後は夫のフジモンと離婚、芸能界引退、SNSでの不倫の匂わせ、芸能界復帰など、とにかくトラブルだらけ。先日には写真集を発売しましたが、離婚について『本当は慰謝料をもらう立場』と珍妙な説を唱えたり、会見で『私は一般人です』とアピールしたりと、さながら“歩く炎上案件”です。

　TKO木下は2019年、後輩にペットボトルを投げつけたパワハラ事件が明るみとなり、翌年に事務所を退所して、完全なる“干され”状態に。嫌われ芸人としてポツポツと復帰しつつありましたが、つい先週、“ガーシー”こと東谷義和氏に性悪エピソードを暴露されて、またしてもイメージが地に堕ちました。

　医師でタレントの木下博勝も2019年にパワハラが取り沙汰されました、妻のジャガー横田とは“おしどり夫婦”として露出が多く、恐妻キャラでもあった木下医師ですが、報じられたのは勤めていた病院での同僚へのパワハラ。当時は“裏の顔が明らかになった”と囁かれたものです。

　そして現在、大騒ぎになっているのが木下ほうかです。ほうかは、『文春オンライン』で2人の女優から性被害を告発され、無期限活動休止を発表。出演作品は降板、事務所も契約解除となりました」（芸能誌記者）

『全国名字ランキング』というサイトによれば、「木下」は全国94位。決して少ない名字ではないが、4人揃ってピンチとはちょっと異常だ。誰か1人でも這い上がれる人はいるのか。

「状況が一番マシなのは木下医師でしょう。パワハラ問題は当時、それほど大きな騒ぎになったわけではなく、息子の高校受験も何とか片付いたので一段落。家族でYouTubeチャンネルをやっていて、仲良しアピールしており、パワハラ云々もウヤムヤに終わりそうです。

　アンチの多さではユッキーナがダントツで、今や何を言っても炎上する状態ですが、ズバリ“炎上している内が花”。テレビなどの表舞台に出られない以上、話題にならなくなったらおしまいなので、これからも炎上上等で自由奔放に振る舞っていくつもりでしょう。

　TKO木下は、ガーシーに悪事をバラされたのは痛いようにも見えますが、考え方次第では“おいしかった”とも言えます。イメージはこれ以上悪くなりようがないほど悪いのですから、開き直っていくしかありません。

　絶望的な状態なのは、性被害を訴えられたほうかです。本人がいくら謝罪しようが、性に関する問題を起こした人間が芸能活動を続けられるほど甘いわけはなく、“一発退場”が濃厚です」（芸能事務所関係者）

　芸能界という大木に掴まって這い上がれる人は誰？

木村之男（芸能記者、TVウォッチャー）

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社～編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら