伊藤純奈、紆余曲折の乃木坂46人生を経て見つけた舞台女優という強み
#伊藤純奈 #乃木坂46
2021年に結成10周年を迎えた乃木坂46。その1年を振り返ると、草創期からグループを支えてきた1、2期生の卒業が相次ぎ、世代交代を強く感じさせる年でもあった。
乃木坂46を去っていったメンバーたちは、グループや私たちファンに何を遺してくれただろう。このシリーズでは、2021年に卒業した8人のメンバーを順番に取り上げ、その軌跡を改めて振り返りたい。
第3回目は、伊藤純奈。
乃木坂46の歌唱力メンバー、舞台で飛躍
伊藤純奈が卒業を発表したのは2021年5月16日。27thシングル『ごめんねFingers crossed』の活動をもって卒業することが自身のブログで発表された。
2期生の伊藤はグループの草創期からグループに在籍していたメンバーだが、伊藤を含めた6名のメンバーは研究生から正規メンバーに昇格するまでに約2年もの時間を要している。
正規メンバー昇格が発表されたのは2015年2月の『乃木坂46 3rd YEAR BIRTHDAY LIVE』でのこと。紆余曲折の歩みを続けてきた2期生全員が正規メンバーとして認められた喜ばしい瞬間だった。
卒業まで一度も選抜入りを果たすことこそなかった伊藤だが、グループ随一とも言える歌唱力を武器にアンダーライブを通して魅力が広まっていき、2017年の『アンダーライブ全国ツアー2017~関東シリーズ 東京公演~』では「何度目の青空か?」をはじめ「左胸の勇気」など、複数曲でセンターに立ちアンダーの底力を示して見せた。
アンダーライブでの活躍が大きく実を結んだのが、2020年2月の『乃木坂46 8th YEAR BIRTHDAY LIVE』での活躍だろう。伊藤は、西野七瀬のソロ曲「釣り堀」を伸びやかな歌声で魅了し、衛藤美彩のソロ曲「もし君がいなければ」では3期生きっての“歌姫”である久保史緒里と絶妙なハーモニーを披露。生田絵梨花、久保の3人で歌唱した「雲になればいい」も圧巻だった。
8周年記念コンサートにおいては、歌唱力が優れたメンバーのひとりとして伊藤が選ばれる。これは伊藤がアンダーライブでしっかりと力をつけてきたからに他ならない。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事