宮藤官九郎ドラマ『俺の家の話』評判上々も“クドカン引退”が不安視される理由
#長瀬智也 #宮藤官九郎 #俺の家の話
宮藤官九郎が脚本を手がけるドラマ『俺の家の話』(TBS系)がいよいよラストスパートに差し掛かった。3月5日に放送された第7話では、波乱の家族旅行を終えて観山家の絆が深まるも、一家の主・寿三郎(西田敏行)の認知症が進行し始めてしまう。長男・寿一(長瀬智也)をはじめとする観山家は、治療のために寿三郎を施設に入れるのか、本人の希望通り家で過ごさせるのかという究極の選択を強いられることになるだろう。
こうして最終回に向けて盛り上がりを見せる『俺の家の話』だが、視聴者からは、とあることが不安視されているという。それは、“クドカン引退”を心配する見方だ。
劇中にふんだんに盛り込まれた小ネタが大好評の『俺の家の話』。第4話では、長瀬とクドカンの初タッグ作品『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)の舞台が登場してネットは大盛り上がり。さらに、長瀬の演じる寿一の登場シーンに『IWGP』のBGMを使ったり、当時の出演者を各回にゲスト出演させたりするなどしてドラマファンを沸かせた。
そして第6話では、クドカン作品常連の阿部サダヲが物語の鍵を握る人物として登場。第7話ではクドカンの過去作『木更津キャッツアイ』(TBS系)になぞらえて「キャッツアイ」というガールズバーが、そして今夜放送される第8話には『IWGP』以来の共演となる佐藤隆太や矢沢心が出演するという。大サービスな小ネタ祭りに、途中までは純粋に楽しんでいた視聴者も、「ここまでくるとクドカンの集大成かと思う」とどよめき出した。長瀬とのタッグ作品のみならず、クドカンがこれまで関わってきたあれやこれやが登場しすぎて、長瀬だけでなく彼にとっても最後の作品となってしまうことを不安視されているのだ。
「宮藤さんの代表作がまるで走馬灯のように出てくるものですから、視聴者、特にクドカンファンが不安に思うのも仕方ありません。ただ、宮藤さんは2018年に自身が出演したCMのイベントで『(将来は)言葉の通じない国でも映画を撮ってみたい』などと語っています。その夢はまだ叶えていないはずですから、宮藤さんの言葉を信じたいところですね」(芸能ライター)
俳優・長瀬智也を見られなくなるだけでも寂しいというのに、クドカンまで引退ときたら、どれだけ多くのドラマファンがロスに苦しむのだろうか。どうか思い過ごしであってほしいものだ。
■番組情報
金曜ドラマ『俺の家の話』
TBS系/毎週金曜日22時~
出演:長瀬智也、戸田恵梨香、永山絢斗、江口のりこ、桐谷健太、西田敏行、井之脇海、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、羽村 仁成(ジャニーズJr.)ほか
脚本:宮藤官九郎
演出:金子文紀、山室大輔、福田亮介
チーフプロデューサー:磯山晶
プロデューサー:勝野逸未、佐藤敦司
音楽:河野伸
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/oreie_tbs/
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