『天国と地獄』展開予想が白熱!『あな番』『テセウス』に続く考察系ドラマとしてヒットなるか
#綾瀬はるか #高橋一生 #天国と地獄~サイコな2人~
綾瀬はるかと高橋一生が出演する『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)が、2月7日の第4話の放送を前に早くも盛り上がりを見せている。
連続殺人鬼・日高陽斗(高橋)と、それを追う刑事・望月彩子(綾瀬)の魂が入れ替わってしまう、というこのドラマ。1月24日に放送された第3話の世帯平均視聴率は14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でここまでの平均視聴率は15.2%と高視聴率を保っている。
入れ替わり後の、殺人鬼を演じる綾瀬の妖艶さや恐ろしさ、追い詰められる高橋の怯えた子犬のような憐れな可愛らしさに、毎回称賛の声が集まっている『天国と地獄』。同時に視聴者の間では、ドラマ放送後にSNSで繰り広げられる考察合戦を楽しみにしている、という人も数多い。
「日高と陸(柄本佑)に指示を出している黒幕は別にいる」「陸が怪しい。陸と彩子の関係性に秘密がありそう」「秘書(中村ゆり)が真犯人。日高の中身は秘書」などなど真犯人を予想する声や、「日高はこれまでも入れ替わりながら生きてきている」と入れ替わりの謎に迫る声、はたまた数字や伝説の花などドラマに散りばめられた数々の謎や伏線について、さまざまな考察がなされている。視聴者は毎週放送されるドラマを楽しむだけに終わらず、SNSで感想をシェアし、物語の展開を予想したり、他人の考察を読み漁ったり、とさらにドラマの世界にハマり、深く楽しんでいるのだ。
これは近年のドラマでは度々見られる現象で、2019年『あなたの番です』(TBS系)から始まり2020年『テセウスの船』(TBS系)や『知らなくていいコト』(日本テレビ系)など、真犯人や物語の今後の展開に対する考察で視聴者がSNSを中心に大いに盛り上がった、という流れがある。これは「考察系ドラマ」という新たなドラマジャンルが出来上がってきていると言っていいだろう。
ただでさえ、近年のドラマはSNSが切っても切れないものとなっている。2016年の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)では、ダンス動画やヒロインの作る料理紹介をSNSを使って発信、番組PRだけでなく物語とは別に視聴者が巻き込んで楽しめるコンテンツを提供した。以降、ヒットするドラマには、SNSの活用や盛り上がりがあったと言ってもいい。2020年の『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)では佐藤健がLINEや配信アプリを使い、ドラマの世界と連動し世の女性ファンを熱狂させた。
今やドラマはSNSも併せて楽しむことが普通になってきた。SNSが盛り上がるほど、ドラマへの期待が高まり、面白さも倍増、大ヒットへと繋がる。『天国と地獄』もまだ物語は序盤だというのに、SNSではこの盛り上がりようだ。第4話では、殺人鬼の本当の狙いや魂の逆転の秘密が明らかになるかもしれず、新たに日高の妹が登場、運命が動き出す、と公式サイトには書かれている。
すでにSNSに溢れている今後の展開への考察をいくつか紹介しておこう。
「過去に綾瀬はるかと高橋一生は入れ替わっていて、今が元に戻った状態。綾瀬はるかが犯人。柄本佑は真相を知ってて、綾瀬はるかの監視役」「日高は子供の頃に親からDVにあい、多重人格になっている」「直接殺したのは日高とは別の人物(個人的には師匠【編注:陸のアルバイト仲間】が怪しいと思ってる)」
今夜の第4話を見ながら答え合わせをするのも楽しいだろう。そして判明する新事実や、新たに生まれる謎をもとに、放送後にはまたSNSで白熱する推理合戦に参加し、どっぷりと『天国と地獄』の世界にハマって楽しんでみてはいかがだろうか。
■番組情報 日曜ドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』
TBS系/毎週日曜日21時~
出演: 綾瀬はるか、高橋一生、柄本佑、溝端淳平、中村ゆり、迫田孝也、林泰文、野間口徹ほか
脚本:森下佳子
編成・プロデュース:渡瀬暁彦
演出:平川雄一朗、青山貴洋、松木 彩
プロデュース:中島啓介音楽:髙見 優
主題歌:手嶌葵「ただいま」(ビクターエンタテインメント)
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/tengokutojigoku_tbs/
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