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ジャニーズ東西格差は伝統か? 関西Jr.はGoToで東京に呼びつけ、ジャニー秘蔵っ子“美 少年”はセリフ棒読みでも映画主演で波紋

ジャニーズ東西格差は伝統か? 関西Jr.はGoToで東京に呼びつけ、ジャニー秘蔵っ子美 少年はセリフ棒読みでも映画主演で波紋の画像1
『なにわ男子と一流姉さん』公式サイトより

 10月20日『関西ジャニーズJr.のバリバリサウンド』(FM大阪)でせつない発言が飛び出した。内容は前週に放送された『ミュージックステーション2時間スペシャル』(テレビ朝日)について。当日は東西のジャニーズJr.総勢67人が六本木EXシアターから生出演。関西在住のジャニーズJr.たちは「GoToトラベルキャンペーン」を使って六本木に来たという。

 関西Jr.の人気ユニット・なにわ男子は、関ジャニ∞大倉忠義と横山裕が人選しプロデュースも担っている。偏愛や直感でグループを作るジャニー喜多川と違い、大倉と横山はロジカルだ。『なにわ男子』は、それぞれバラバラに入所し、各年度でより顔面偏差値が高い子が集められた。このビジネスライクな人選に、当初は古参の関西Jr.ファンからも批判の声があがっていた。しかし、とにかく顔が良くキャラクターも立ったメンバーが揃っているため、一般ウケは抜群。いまや東京のJr.より人気が高く、全国ネットの初冠番組『なにわ男子と一流姉さん』(テレビ朝日)の放送も決定した。

 この冠番組の宣伝もかねていた『Mステ』出演は、なにわ男子が主役ともいえた。とすると、関西在住の彼らが、大阪のライブハウスから生中継してもよかったはずだ。しかしGoToで安く東京に来られるからなのか、なにわ男子のほかにAぇ! GroupやLilかんさいまでもを六本木に集結させるという大盤振る舞い。

 当の番組は、東京Jr.の新ユニットお披露目まで混ざってカオス状態に。カメラで東西Jr.67人を映すとなると自ずと引きの画が増え、どの子の顔もよく見えない内容となってしまった。せっかく大阪から出てきた関西Jr.も、顔がうつるのはほんの数秒で、なんとも気の毒な結果に。

 そういえば、2019年8月8日の東京ドームコンサートにも関西ジャニーズJr.がたくさん呼ばれたが、そのとき彼らは夜行バスで大阪に帰っていったという目撃情報があった。関西勢への“冷遇”はいまに始まった話ではなく、ジャニーズではいわば伝統のようになっている。

 ジャニーズWESTなどは「衣装にも格差があった」など、東京勢へのやっかみをネタにしているが、いまやなにわ男子がジャニーズJr.で一番人気を集めているのは間違いない。トップの人気を誇るものには、それ相応の待遇をしてあげるべきなのでは……と、老婆心ながら思ってしまうのである。

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