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TOKIOの社内独立は、事実上のリストラか? 若手重視、ステージ重視の滝沢副社長の目論見

TOKIOの社内独立は、事実上のリストラか? 若手重視、ステージ重視の滝沢副社長の目論見の画像1
滝沢秀明

 来年3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所すると発表したTOKIOの長瀬智也。残された、城島茂、国分太一、松岡昌宏の3人は、ジャニーズ事務所の関連会社として株式会社TOKIOを設立し、“社内独立”することになる。

「長瀬の意向を尊重しつつ、TOKIOの形を保つという意味で、かなり異例な独立劇。このところ退所者が続出しているということで、ジャニーズ事務所の弱体化を指摘する声もありますが、必ずしもそうだとは限らない」(芸能事務所関係者)

 今回の動きから透けて見えるのは、ジャニーズ事務所におけるベテランのリストラと、ステージ重視路線へのシフトだという。

「現状では、藤島ジュリー景子社長がトップですが、若手の所属タレントの方向性を決めているのは、滝沢秀明副社長だと言われている。そして、滝沢副社長はテレビなどのメディア重視路線ではなく、コンサートや舞台などでの活動を重視していきたいと考えている。裏を返せば、現状では音楽活動ができていないTOKIOは、滝沢体制では“戦力”になっていないということなんですよ。そういう意味で、今回のTOKIOの社内独立は、“滝沢体制からの離脱”と見ることができるんです」(同)

 また、超大手事務所であるジャニーズ事務所ではあるが、当然ながらスタッフのリソースが腐るほどあるというわけでもない。

「特に滝沢副社長は、ジャニーズJr.を中心とした若手にリソースを割きたいと考えている。しかも、ステージ重視となれば、多くの制作スタッフを確保する必要がある。そんななか、テレビタレント化しているTOKIOに人的リソースを割くというのは、滝沢路線から逆行する行為になるんですよね。そこで“社内独立”してもらえれば、滝沢体制と切り離すことができるので、滝沢副社長的には都合がいいし、これまでTOKIOにかかわっていたスタッフを若手に回すこともできる。まあ、TOKIOのメンバーのような“テレビタレント”であれば、スタッフの数もそんなに必要ないし、所属タレント3人であればかなり小さな規模でも成立するわけですよ。これだけ有名なら、営業なんかももうしなくていいですし」(同)

 ジャニーズにとっては人員整理的な意味合いもあったということか。とはいえ、TOKIOのメンバーたちに対するメリットも大きい。

「先日退社した手越祐也も記者会見でこぼしてましたが、ジャニーズ事務所は何かと縛りが多く、タレントの自由には活動できない部分もある。しかし、今後は本人たちの意向でほとんどのことを決定できるようになるわけで、もう上は50代に差し掛かるTOKIOとしてはそっちのほうがやりやすいでしょう。それこそ、長瀬を含めて4人とも貯金も山ほどあるだろうし、仕事をセーブする可能性も高いと思います。特に城島リーダーは子どもが生まれたばかりで、育児中心の生活になるかもしれないですね」(同)

 さらに、今後もジャニーズ事務所からの退所者が続出するとも言われている。

「KinKi Kidsの堂本剛が退所しそうだという噂は以前からありますし、嵐と関ジャニ∞からも数人の離脱者が出るのではないかとも囁かれている。いずれもベテラン勢ばかりですね」(芸能記者)

 滝沢副社長の思惑通り、若手重視にシフトしつつあるジャニーズ事務所。まだまだ“リストラ”的な動きは続きそうだ。

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最終更新:2020/07/25 09:00
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