『羽鳥慎一モーニングショー』転覆危機! 新アシスタントに“ド新人”の元乃木坂46・斎藤ちはる起用
#アイドル #アナウンサー #テレビ朝日 #女子アナ
テレビ朝日系の朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』が、3月いっぱいで降板、退社する宇賀なつみアナに代わり、4月1日より新人の元乃木坂46・斎藤ちはるアナウンサーを、新アシスタントに起用することが明らかになった。
斎藤アナは昨年7月16日まで乃木坂に在籍。3月に明治大学文学部を卒業予定で、同局入社が内定している。現在アシスタントを務める宇賀アナも、入社日当日から、『報道ステーション』の気象キャスターに大抜擢を受けているが、さすがに入社早々、情報番組の進行担当に起用されるのは異例中の異例だ。
「民放局の場合、入社後、最低でも3カ月は研修期間に充てるのが通例。早ければ、7月から担当番組をもつケースもありますが、一般的には徐々に慣らしていき、改編期の10月から本格的にデビューさせる場合が多いです。宇賀アナのケースは天気担当でしたから、用意された原稿を読めばよかったわけですが、研修を吹っ飛ばして番組進行をド新人に任せるというのは前例がないんじゃないでしょうか。明らかに話題性優先の起用になります」(女子アナウオッチャー)
近年、女子アナに関しては、どの民放局も無名の新人より、ミスコンやタレント出身者を“即戦力”として採用することが多くなった。話題性はもちろんだが、場慣れしている点やルックスのよさは大きな魅力だ。日本テレビは斎藤と同じ元乃木坂の市來玲奈アナを昨年4月に採用。いきなり、『行列のできる法律相談所』、『news zero』といった人気、注目番組の担当に起用したが、それでも6カ月間の研修期間をしっかり経てのものだった。入社日に『モーニングショー』担当となる斎藤アナの場合は、放送終了後、ほかの新人アナと共にトレーニングに参加すると思われるが、アナウンサーとしての基本ができていないまま、番組進行にチャレンジすることになる。
「『モーニングショー』は羽鳥アナと宇賀アナの人気に支えられています。そのうちの一人である宇賀アナがいなくなるわけですから、相応の新担当を付けるべきだったのですが、テレ朝は話題性、人気重視に走ってしまいました。アイドルをやっていたからといっても、番組進行なんて未経験ですから、羽鳥アナに過剰な負担がかかるのは目に見えています。若年層が見る番組ならともかく、この時間帯の主たる視聴者層は主婦、高齢者。元アイドルのネームバリューは、ほとんど通用しないと思います。まして、斎藤アナの知名度は、市來アナより劣りますし、視聴者的には『誰?』ってことになりかねません。宇賀アナ目当てで見ていた視聴者は、裏番組に乗り換える可能性も高いでしょうね」(テレビ関係者)
『モーニングショー』は、同時間帯の民放横並びで、2017年、18年と2年連続でトップを取っている人気情報番組で、真の王者『あさイチ』(NHK総合)の視聴率を上回る日もあるほど。しかし、こんな人事をしていたのでは、自ら転覆するようなもの。他局にとっては、『モーニングショー』を追い抜くビッグチャンス到来といえるかもしれない。
(文=田中七男)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事