新井浩文容疑者を野放しにしていた所属事務所の功罪「完全に放置プレーだった」
#新井浩文
実力派俳優の新井浩文が派遣型マッサージ店の30代女性従業員に暴行を働いた強制性交容疑で警視庁に逮捕された。いわゆる「レイプ」で、芸能界には衝撃が走っている。
芸能界が受ける被害は甚大で、出演映画『台風家族』は公開延期に。関係者によれば「撮り直そうにも、他の出演者のスケジュールの都合がある。このままお蔵入りの可能性もある」とのこと。
このほかNHKの有料動画サービス「NHKオンデマンド」は、同容疑者が出演した大河ドラマ『真田丸』など10作品の販売を停止した。
「過去の出演作品まで販売停止となれば、違約金は5億円以上になるケースも。新井さんの所属事務所『アノレ』は、2017年末に当時社長だった浅野忠信の父親が覚せい剤取締法違反罪で捕まったばかり。その直後の新井容疑者の逮捕ですから、踏んだり蹴ったりです」(芸能プロ関係者)
他方で、アノレの管理体制に疑問の声を上げるのは、中堅プロダクションのマネジャーだ。
「良くも悪くも放任主義なんですよね。芝居さえ良くて、仕事さえこなしてくれれば、私生活には過度に干渉しない。昨秋、『実話ナックルズ』(ミリオン出版)が匿名で今回の事件を報じた際、業界では犯人探しが始まり、すぐに新井容疑者の名前が浮上。アノレの関係者の耳にも入っていたはずですが……。そこで対応を誤らなければ、立件されなかったかもしれません」
新井容疑者にとって、アノレは2つ目の所属先。その前は中堅プロダクションの「パパドゥ」に籍を置いていた。移籍の舞台裏について、スポーツ紙記者は「素行不良が原因と言われています。特に女性関係のトラブルが多く、ついには社長がサジを投げたそうです」と明かす。
「いずれ何かやらかすと思った」
そういった声が飛び出すほど、新井容疑者は以前から“いわくつき”だった。アノレは事件を受け、5日付で同容疑者を“解雇”したようだが、時すでに遅しだ。
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